「真田丸45回」の中で
源次郎が赤備えの井伊軍を見て
「ここに至るまでには彼らの物語がある。」
「ぜひ機会があればその話を聞いてみたいものですな。」と言いましたね。
そしてその物語が今日から始まりました。
一年間、「ここに至る物語」を見守って行きたいと思います。
今日の放送を前に流れてきた情報によると、子役で1か月引っ張るのだそうですね。
それ、凄く良いですよね。今までなんで大人に10歳未満の子供や、そうでなくても10歳を少し超えたばかりの役をやらせるのか、その不自然さにうんざりしていましたから。
この子役三人が、凄く可愛くてとっても良かったですよね。ちゃんと大人になった時の、亀之丞(井伊直親)役の三浦春馬さんと鶴丸(小野政次)役の高橋一生さん、おとわ役の柴崎コウさんの面影を何とはなしに感じさせるものがあるから、良いキャスティングのような気がしました。
鶴と亀とおと姫と竜宮小僧って !?
とは思いましたが、別に「浦島」のお話とは関係がないわけですが・・・・。
いや、その底辺に流れているのは、同じような壮絶な「愛」の想いなのかも知れません。
(「浦島太郎」の物語って、半端ない愛のお話なのよね、本当は。)
筒井筒の三人。
本当に井戸まで出てきちゃって、作者さんはどれだけ隠しメッセージをしているのかって思ってしまうのですが、まあ、全部勝手な勘違いかも知れませんが、そうとばかりは思えないのです。
この時代に幼馴染で心を通わせていた人と婚約者になれるなんて、ほとんどない事ではないでしょうか。
心を通わせていた三人のこの先の運命は・・・・・
父を亡くした亀之丞の「ちちうえ~」と言う叫び、その病弱な亀の為に大人になっても体が弱いならば、代わりに鎧を付け剣を持ち戦にも行くと言うおとわ。そんなおとわと亀を見守りつつ、大人たちの思惑に心傷める鶴ー。
おとわの為に、鶴と亀が頑張るって言うお話じゃない所が期待大なんだけれど、でも波瀾万丈であり、かなりの悲しみを伴うお話である事は間違いのない事。それを乗り越えて行く所が見所なんだと思うのです。
また一年楽しみたいと思いました。
(二回目の感想を書くか否かは、その時の気分次第でいこうと思います。)
それほど有名でない人々のドラマですが、おもしろく見せてほしいものです。
それにしても、落語家のイメージが出てしまいそうだから、義元、あんまりしゃべらないのかしらん?(笑)
ずっと、采配を振るだけだったりして!?
有名じゃない人たちゆえに、目新しいドラマを見たような気がしました。ファンタスティック&ドラマチックにライターさんには自由にやって欲しいなって思ってます。
義元さんは、出番も少なそうだしこのままセリフはあまりないのでは。話題性を振りまくポジションとか・・・(笑)
この先長台詞があったら、そこは「おおっ !」って驚くところかもしれませんね^^