―みなさん、連休後半を楽しんでいらっしゃいますか。―
5月4日みどりの日に、私は鎌倉に行きました。目的地は「化粧坂切通し」。
ここは、新田義貞の鎌倉攻めのとき激戦地になったつづら折の坂道です。わずか100メートル足らずの坂道ですが、かなりの急勾配です。
「化粧坂(けわいざか)」は鎌倉七口の一つで、その名の由来は、ここで平家の武将の首を化粧をして首実検をしたからといわれています。もちろん、他の説もありますが、私はこの場所の薄暗さがこの説にぴったりなので、この説が気に入っています。
鎌倉七口と言うのは、三方を山で囲まれた鎌倉への陸路の入り口の事です。三方が山、そしてもう一方は海。鎌倉と言う所は、その都自体が、自然の城壁で守られた城だったわけです。
鎌倉七口は現在一般的に言われているのは以下の七つです。
☆極楽寺坂切通し
☆大仏切通し
☆亀ヶ谷坂
☆巨福呂坂
☆朝比奈切通し
☆名越切通し
☆化粧坂
こういうところに立つと、気分はタイムスリップしてなんとなくワクワクしてしまう私です。
場所は源氏山。その周辺には銭洗弁財天があります。
昼間でも薄暗い源氏山への道です。でも、源氏山公園には・・・
頼朝公がお待ちかねです。
鎌倉の山々・・・
山藤も綺麗でしたよ。
源氏山公園を抜けて、寿福寺の墓地の横のハイキングコースになっている道を下っていくと、さすが鎌倉は切通しの土地だと実感しました。なんと道が、片足一本分しかないところがあったのです。
ゲゲッ、横幅限定なんじゃ~と思いましたが、一応通ることは出来ました。でも、あそこ関取は無理ですよ。写真を撮りたいところですが、なんていっても狭いので、渋滞になってしまって叶いませんでした。
でも、町中でもこんな道が普通にあります。
鎌倉は横浜から20分。独身の頃も結構行きました。でも、今と昔では興味のあるところが違いますね。新たに興味を持ったところも、一気に行く事は出来ません。
今となっては2時間掛かる場所になってしまった鎌倉ですが、これからも気になる、古の都です。
そういえば、途中で入ったお店の中庭には、こんなものがいましたよ。
―クスクスクス
休みだって言うのに、みんな、何がそんなに
忙しいって言うんだろうねえー