「桜と坂の東京散歩 その1」の続きです。
撮り忘れてしまった藤寺の画像を頂いたので、追記しましたので、そちらも見てくださいね。
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お昼も頂いて、エネルギーも充填したした私たちは、次には「胸突坂」を下って行きました。
もちろん「関口フランスパン本店」の目の前が、その坂と言うわけではなく、
その坂を目指してテクテクと歩いたわけなのですが、
その頃、私は少々「東京散歩」を舐めていたことを思い知らされつつあったのです。
何をかって言うと・・・
靴が・・・。
だって「東京」って言ったら
大都会。
騙されてはいけないのですよ。
山あり谷ありのその場所の上に、アスファルトで塗り固めコンクリートの城を建てまくり
そして都を築いてしまった。それが「東京」なのだと言えなくはないのでは。
そんな所に歩きやすいけれど普通のタウンシューズを履いて来てしまったのでした。
そんな靴では
少々甘かったのですね。
足の裏が痛い・・・。
だけどね、まさかトレッキングシューズで来るわけにもいかないじゃないですか。
こういう時はどうんな靴が良いのかしら。
いろいろ課題ってありますよね。
課題があるから、頭を使う。
だからお出掛けって、やっぱり良い事なんじゃないかなって私は思います。
それに街を歩くと、いろいろな
「えっ、これは何 ?」
と言う事にも出会うでしょう。
例えば
何かしら。ここは。
門から見えた風景は、ひっそりとしていて素敵なのですが。
ここが何かと言うのは、後から別の道を歩いていたら説明のプレートと出会ってその謎は解けたのです。
東京都内の大学生と大学院生のための男子寮でした。
本館は旧細川侯爵邸とかなり趣深い感じがしましたし、お庭も。
だけど男子寮だったのですものね、
おばさん、その雰囲気に惹かれてフラフラ入って行かなくて良かったわ~。
しばらく行くと
こちらは思わずフラフラと入って行きました。
だってやっぱり素敵な雰囲気なのですものね。
だけど今回はその中の展示は見ないで、肥後細川庭園散策に留めました。
小高い丘になっている所から
外を見ると
神田川の桜ロードが見えました。
トップ画像は、後からその風景を撮ったものです。
今年の都内のお花見ポイントで、「目黒川」がかなりの人気だったみたいですが、他だって負けていなかったのですよ。
この公園では、公園内にある松聲閣(しょうせいかく)を見学したり、
そこで貸し出している和傘を使ってお友達と撮影会などをして遊びました。
そこを後にして
予定していた「胸突坂」まで戻ってきました。
肥後細川庭園内を散策すると、その坂の下の道まで来ていたのです。
その坂の麓に近い所には「関口芭蕉庵」があるのです。
ここは「かつて松尾芭蕉
が神田上水の改修工事に携わった際に住んでいた住居跡が元になっている。」のだそうです。
ここは侘び寂びのきいた小さな庭園が良いのらしいけれど、この時すでに4時。
足も少々不安。
来た、見た、制覇した
と言う流れで退場しました。
だけど、「胸突坂」は見どころがいっぱいでした。
で、出てきたところで、お友達が
「次はこの坂を上って、そして・・・」と言いました。
えっ、上る ?
分かんない、日本語が・・・
ってなわけにも行かず、
この後私たちは、いや、私だけかもしれないけれど
気合と根性を友にして
上って降りて上って降りてを繰り返したのですよ。
もはや「散歩には有らず、東京トレッキング」
「その3」は何処に行けばそんな楽しい事が出来るのかの記録です・^^;
ふぅ。