「雁木」(がんぎ)とは、積雪の多い新潟県の商店街などで見られる雪よけの屋根のこと
です。 夏場の雨風や冬の吹雪の時でも、雁木を利用すれば、荒天の中ウォーキングを
休まずに続けることが出来ます。
今年は異常に積雪が少ないですが、昨日も今日も朝は降っていたので、自宅から国道
に出て、南に向かって歩きました。
まっすぐ行けば、駅前大手通のアーケード街に出ます。
時々強い吹雪になりますが、
癌で右脚脛骨と足首を失うまではスキー場通いした私は、雪は嫌いではありません。
吹雪の中でも、日が当たる雪原を見ても、時々スキーを滑りたいと思うことがあります。
商店街が衰退し、店舗や建物が無くなると雁木も所々無い場所が増えて来ました。
10数cm積もった2月16日、雪の中で、庭のマンサクの樹が、黄色い花弁を覗かせて
います。 今日17日の最高気温は3℃未満、明日は晴れて気温が上がる予報です。
「スノー ドロップ」はヨーロッパからコーカサス山脈に分布する、ヒガンバナ科の球根植物、
鉢植で育てている洋種山草です。 地中に意外と大きめな球根を持ち、夏は休眠します。
12月には花芽を着けて伸び出した、春を告げる花ですが、
花弁を綺麗に開いたのは2月初めとなりました。
白い花弁で下向きに咲く花は、「雪のしずく」のように感じられますが、
本当の意味は「雪の耳飾り」だそうです。 (ドロップはイヤードロップの意)
1茎1花で、花を着けながらも丈を伸ばして、2月中旬には15cmを超えて来ました。
青空の下、下向きに咲く花を見上げます。 6枚の花弁の内、3枚の外花被は大きく白色、
小さい内花被3枚には緑色の斑紋があります。
夜や曇天では花弁を閉じ、
明るく、陽射しを受けると花弁を広げますが、水平までは開きません。
下左から、12月20日、1月4日、15日、31日です。