バイカオウレンの花

７号皿鉢植えの「バイカオウレン」（梅花黄蓮）が咲いています。
花形が梅に似て、地下に黄色い根を伸ばしています。
 
キンポウゲ科の常緑多年草で、日本の固有種、
福島県以西の新葉樹下や深山の渓谷などに、自生しています。
 
長年植え替えていないので、今年は２株だけの開花でした。
花径は1～1.5㎝位で、花茎は4cm程です。


 

 
 
２月中旬、玄関外の庇下に、冬にだけ移動して置くの山草棚で、
伸ばした花茎の先に、開きかけの蕾を１個付けていました。 
 

 

 
４枚の白い花弁に見えるのは、ガクが変化したもので、
本当の花弁は黄色いスプーン状の蜜腺に変化しています。 
 

 

 
２月下旬、雌しべを囲んでいた白い雄しべを、伸ばし広げます。
 

 

 
３月初め、蜜と花粉を出していますが、
今年は雪と寒さのため、昆虫が全く姿を見せません。 
 

 
今日、１１日の花姿です。 
 

 
この後は、下画像（昨年の３月下旬）のように種子を稔らせ、
北側軒下の山草棚に鉢を移します。