Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

空き地の果樹下で繫茂する「ハンゲショウ」

2022-08-07 | 山野草

ハンゲショウ」(半夏生、半化粧)はドクダミ科の多年草で、
本州以南の日が当たる湿地などに、太い地下茎で群生します。
 
犬散歩中に、道路脇の軒下に植えられていたのを1株頂き、
住宅跡地の果樹下に植えました。
現在は、草丈数10cmで繁茂しています。 
 
花には花弁が無く、
すぐ下に位置する葉が白く変化して、花弁の役割を果たします。
 

 

 
  
6月上旬、一斉に草丈を伸ばし、先に花穂を着けてきました。
 

 
6月下旬、穂状花序を、葉の付け根に着け、
花のすぐ下に位置する葉の表面が、白く変化してきました。
 

 

 
7月2日、夏至から11日目は、72候の半夏生に当たります。
紐状に花が開花してきました。 
 

 

 
花は虫媒花で、葉の白化は虫を呼ぶためで、
花弁の無い花は、雌しべ1本に、雄しべが6~7本です。 
 

 

 
7月中旬です。 
 

 

 
7月下旬、受粉が済んで、種子が稔ります。 
 

 

 
白化した葉が黄緑色に変わって来ました。 
 

 

 
次第に緑に戻りますが、元と同じにはならないようです。

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