「ギボウシ」はキジカクシ科で、東アジアに分布し、
特に日本に自生が多い。
シーボルトがヨーロッパへ持ち帰って以来、
欧米で多くの園芸品種が作出されました。
品種名は分からなくなりましたが、
自宅北側で、ブルーベリーの果樹の間で開花した2種です。
個々の花は1日花で、下から順に咲き上がります。
花の画像は7月に撮りました。
蕾が擬宝珠(ギボウシ、橋の欄干に付くネギ坊主の形をした装飾)
に似る所から名付けられました。
1種は、大きな斑入り葉のギボウシ、
もう1株は、葉が小型で、花も小さめです。
日照が足らず、開花出来なかった株がもう2種あります。
花が咲かなくても、葉だけで日陰の庭が明るくなります。
ラベンダーはシソ科の常緑性低木で、原産地は地中海沿岸、
紫色の花と香りが魅力のハーブです。
「フレンチラベンダー」は、別名ストエカスラベンダーで、
薄紫色でウサギの耳のような苞のある花を咲かせます。
栽培し易く、6月に複数の鉢やプランターで咲いていました。
「イングリッシュラベンダー」は、別名コモンラベンダー、
一般にラベンダーといえばこの種で、香りの良さは随一です。
寒さに強いが、高温多湿には弱く、夏越しが難しいのですが、
1鉢だけが、長く我が家に定住しています。
フレンチより送れて7月に咲き始め、
現在も名残り花を着けています。