ヤマボウシはミズキ科の落葉高木です。
本州から九州の山地の谷筋などに自生し、基本種は白花です。
庭に、葉形花型花着きなどが異なる2本の紅花種を植えました。
その内の1本が「サトミ」という品種です。
春に葉が展開した後、5月中旬の開花です。
枝先の葉も赤味を帯びていますが、紅葉が夏から始まります。
5月下旬、葉も花も丸みを帯びるのが、サトミの特徴です。
花弁に見えるのは、4枚の総苞片で、
中心にある丸いぶつぶつの塊りが、花蕾です。
5月末、ふっくらとした大きめの花ですが、
毎年花数は少なく、これが本種の性質?
6月上旬、青空をバックに、下から陽に透かして見ました。
6月上旬、花の中心部を見ますと、 本当の花が雌しべを中心にして
4枚の花弁と4本の雄しべを付けて1個だけ開花中、
他は散って、子房が膨らみ集合果を作りつつありました。
この後、一斉に総苞片を散らし、長い花期を終えました。
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