「オトギリソウ」(弟切草)は、日当たりの良い山野に自生する
オトギリソウ科の多年草で、薬草でもあります。
鷹匠の兄弟で、この草を原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を
兄が切り殺したという平安時代の伝説が和名の由来です。
他の山野草の鉢に付いて、我が家に来て以来、
多くの鉢やプランターで、勝手に自然実生で咲いています。
草丈は20~60cmほどで、7月~9月にかけて長く咲きます。
7月上旬、花径15~20mmの黄色い5弁花の咲き始めです。
7月下旬、葉や蕾、花に黒い斑点や線が見えますが、
兄に切られた弟の血しぶきが、飛んで残ったものとされ、
花言葉も「怨み」「秘密」だそうです。
8月中旬の花、雄しべが多数、
雌しべは1つですが、花柱は3裂し、先が赤く見えます。
8月下旬です。
花茎先に、たくさんの花を咲かせた終盤の花、
多くの種子を稔らせています。
花を終えた茎先を切除し、殖え過ぎないようにします。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます