「ヨツバヒヨドリ」(四葉鵯)は、北海道から近畿地方に分布し、
林下や高原の草地に生えるキク科の多年草です。
以前に山草業者から、フジバカマの1種?として購入したもの、
東庭のイトススキの南側に植えました。
開花し始めたのは、7月下旬でした。
丈70~140cmほどの花茎の先に、散形花序を着けます。
長楕円形の葉が4枚輪生するのが、本種の特徴です。
(フジバカマの葉は3裂し、ヒヨドリバナは裂けずに対生します)
8月中旬の花です。
頭花は筒状花で、花冠は白~淡紅紫色となり、
花柱は先が2裂し、花冠から長く突き出します。
8月下旬の花、
9月中旬、花から果実へ、
痩果から冠毛が出てきました。
10月初め、花全体が長い冠毛に覆われました。
一昨日、夕陽を受けた姿を撮った後、
たくさんの種子が散布される前に、花茎を切除いたしました。
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