外に置いた沢山の鉢植は、寒さに弱いものを屋内の納屋・玄関内に、山野草や早咲き
の鉢植は屋外で軒下・廂下に移動し、開花中の鉢植は玄関内外に置きます。
残る花木や実物樹木は、板囲いする庭木の下に集めます。
この作業が終わらない内に20cmほどの積雪となり、雪囲いが出来る状態になったのは
12月11日でした。 造園業者に連絡するも、予定が入っていてすぐには来れません。
積雪は13日20cm弱、14日50cm超、15日には90cmほどに積もってしまいました。
造園業者から2人来て作業が出来たのは16日と17日、雪の中 での雪囲いです。
雪囲い前日の15日、作業の終わった17日、翌18日の玄関前2枚(積雪80cm弱)です。
リンゴ・ナシ・桃などの果樹は丸太を組んで板囲いしますが、樹の下に集めた鉢植の花木
類は雪に埋まり、囲い作業は雪掘り(除雪)をしないと進めません。
松2本とモミジ3本と花梅1本は、雪を掘って丸太支柱を立て縄で枝を吊る、この雪吊りを
しないと雪の重みで枝が折れてしまいます。
残る小庭木は縄で縛り、竹支柱を立てて囲います。全て周りを除雪しながらの作業は例年
の1.5倍かかりました。 懇意の造園士に感謝し、どうにか越冬ができます。
サネカズラ(実葛)は、マツブサ科の常緑つる性木本で、昔、樹液を整髪料に使っ
たことから「美男カズラ」の別名があります。
関東以西に自生する暖地性の樹木なので、長岡では雪下で殆ど落葉します。
雌雄異花で、丸い蕾から開花すると、クリーム色花弁の中心にある小球が緑色の
雌しべと、紅色の雄しべに分れます。 開花は遅く8月末から9月にかけてでした。
雌花は成長して赤い果実を作ります。
11月上旬の実生り姿です。 斑入り葉種なのですが緑葉枝もあり、隣からアケビの
侵入もあって薮状態です。 まだ緑色の果実もあります。
赤熟した11月末の実生り状態、12月に入ると間も無く雪に覆われ、
熟果は鳥に食される間も無く、異常な寒冷大雪に埋没しました。
雪に埋もれたツルを掘り起こして、竹支柱で支えられたサネカズラと果実(12月18日)。
シャコバサボテンは春から秋まで屋外で育て、夏は出来るだけ日陰に移します。
秋に玄関前の日当たりに移し、内玄関で開花して、冬は無暖房の納屋で越冬しています。
「 トーア・アリス 」は、朱赤色のシャコバサボテンで、まだ小鉢植えです。
10月上旬の咲き始めの頃、撮ったものです。
12月11日、雪の中で庭池の魚を掬い上げて、玄関脇に設置したポリ容器に移しました。
小さな池ですが、昨年試みに入れた幼鯉(銀鱗黄金)は大きく成長しました。
小さい方は、今年11月3日の秋祭りで買った「紅白」と「三色」で、
来年の成長を期待して越冬に入ります。
毎春アオサギに襲われながら、生き残った自家産の金魚(親)です。
今年生まれた金魚の子供たちも、掬い上げて玄関内の水槽へ移しました。
大きい1匹は、春にアオサギを避けて金魚を入れた睡蓮やホテイアオイを入れた貯水槽
(ポリ容器、稚魚は居ないと思った)で育っていました。
他の稚魚はその後池に移した親金魚が夏に産卵したもので、発育遅れですが・・・。
ポリ容器のホテイアオイの根に産卵する金魚と、水質悪化?から白濁して殆ど全滅した卵。
右端は、ブロック塀に止まり、池を覆った金網の隙間を狙って魚を襲うアオサギです。