1/12 中央区の成人式に参加してきました。
成人になる方が、自分達で、式を運営していました。
式では、テーマ性を今回は持たせていました。
テーマは、「エコ、環境」。成人式のアトラクションの企画として、中央区にゆかりのある方にインタビューし、その方とエコとのかかわりのお話しがあり、そこから環境にかかわるクイズも出題するものでした。
内容の濃いインタビューだったと思います。
インタビューされた一人、テリー・伊藤氏は、中央区のよさを、「“築地”があること」とも述べていらっしゃいました。
11:30に式は、始まり、13:30ごろまで、あっという間の時間でした。
若い力を感じ、その力を今まで育んで来た地域の暖かさを感じました。
若い力が、是非、この中央区・日本をもりたてていってほしいと思っています。
実行委員の方々は、環境区民会議にも出席され、意見を述べていらっしゃいました。引き続きの環境区民会議の取組み、エコへの取組みも、期待しています。
成人式には、多数参加されていました。でも、成人になったすべての区民が参加されているわけではありません。式に出れなかった成人の方々も含め、すべての成人の皆様にお祝い申し上げます。そして、今まで、立派に育ててこられた、ご家族、地域の皆様にも合わせてお祝い申し上げます。
本当に、おめでとうございました。
最後に、昨年もあげましたが、成人の皆様に贈りたい詩を掲載します。この詩は、成人の日にとてもふさわしい詩と思っています。
そして、成人の気持ちで、私たち自身ももう一度私達自身を振り返りたいと思っています。
*****************
-成人の日に- 谷川俊太郎
人間とは常に人間になりつつある存在だ
かつて教えられたその言葉が
しこりのように胸の奥に残っている
成人とは人に成ること もしそうなら
私たちはみな日々成人の日を生きている
完全な人間はどこにもいない
人間とは何かを知りつくしている者もいない
だからみな問いかけるのだ
人間とはいったい何かを
そしてみな答えているのだ その問いに
毎日のささやかな行動で
人は人を傷つける 人は人を慰める
人は人を怖れ 人は人を求める
子どもとおとなの区別がどこにあるのか
子どもは生まれ出たそのときから小さなおとな
おとなは一生大きな子ども
どんな美しい記念の晴着も
どんな華やかなお祝いの花束も
それだけではきみをおとなにはしてくれない
他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり
永遠に終わらないおとなへの出発点
人間が人間になりつづけるための
苦しみと喜びの方法論だ
*****以上、*******
成人になる方が、自分達で、式を運営していました。
式では、テーマ性を今回は持たせていました。
テーマは、「エコ、環境」。成人式のアトラクションの企画として、中央区にゆかりのある方にインタビューし、その方とエコとのかかわりのお話しがあり、そこから環境にかかわるクイズも出題するものでした。
内容の濃いインタビューだったと思います。
インタビューされた一人、テリー・伊藤氏は、中央区のよさを、「“築地”があること」とも述べていらっしゃいました。
11:30に式は、始まり、13:30ごろまで、あっという間の時間でした。
若い力を感じ、その力を今まで育んで来た地域の暖かさを感じました。
若い力が、是非、この中央区・日本をもりたてていってほしいと思っています。
実行委員の方々は、環境区民会議にも出席され、意見を述べていらっしゃいました。引き続きの環境区民会議の取組み、エコへの取組みも、期待しています。
成人式には、多数参加されていました。でも、成人になったすべての区民が参加されているわけではありません。式に出れなかった成人の方々も含め、すべての成人の皆様にお祝い申し上げます。そして、今まで、立派に育ててこられた、ご家族、地域の皆様にも合わせてお祝い申し上げます。
本当に、おめでとうございました。
最後に、昨年もあげましたが、成人の皆様に贈りたい詩を掲載します。この詩は、成人の日にとてもふさわしい詩と思っています。
そして、成人の気持ちで、私たち自身ももう一度私達自身を振り返りたいと思っています。
*****************
-成人の日に- 谷川俊太郎
人間とは常に人間になりつつある存在だ
かつて教えられたその言葉が
しこりのように胸の奥に残っている
成人とは人に成ること もしそうなら
私たちはみな日々成人の日を生きている
完全な人間はどこにもいない
人間とは何かを知りつくしている者もいない
だからみな問いかけるのだ
人間とはいったい何かを
そしてみな答えているのだ その問いに
毎日のささやかな行動で
人は人を傷つける 人は人を慰める
人は人を怖れ 人は人を求める
子どもとおとなの区別がどこにあるのか
子どもは生まれ出たそのときから小さなおとな
おとなは一生大きな子ども
どんな美しい記念の晴着も
どんな華やかなお祝いの花束も
それだけではきみをおとなにはしてくれない
他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり
永遠に終わらないおとなへの出発点
人間が人間になりつづけるための
苦しみと喜びの方法論だ
*****以上、*******