今日は、どれも休耕田で見られる小さな小さな花です。
まず最初は、『タカサブロウって誰!?』って聞きたくなるような名前の花です。
これを見るとキク科の花だなぁ~ってわかりますよね。
花の本当の大きさは10mm前後と、とっても小さいです。
チョット変わった名前の由来は図鑑に寄ると不明となっているようです。
良く似ているものに【アメリカタカサブロウ】と言うのがあるらしいのですが
花の大きさとかから【タカサブロウ】だろうと思っています。
次は一年中水気の絶えない休耕田に咲く【ヘラオモダカ】です。
こちらも、花の直径は7~8mmの小さな花です。
好き勝手な方向に枝分かれした茎に、白いちっちゃな花がポチン、ポチンと
一杯付いて、それがとても可愛いらしいです。
最後は、6~8mm程の黄色の小さな花【チョウジタデ】です。
タデ科ではないのですが、茎が赤みを帯び葉の形がタデ類の葉に似ていること、
丁の字に似た花を付けることから、その名がついたようです。
これ等の10mmあるか、無いかの小さな小さな花たちは
殆ど人の目に止まることも無く咲いて終わると言っても良いでしょう。
でも、何かの時にふと気がついて見ると中々可愛いんですよね。
小さいだけで・・・健気に咲いている美しさは園芸品種の花と一緒だと思うのですが・・・