いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ノミノフスマ

2010-05-01 23:12:02 | 
世間の多数の皆様がゴールデンウィークを、故郷や行楽地にお出かけして楽しんでいらっしゃるであろう今日この頃。
我が家は予定通り、良いお天気に恵まれた今日は、

夏野菜の植え付けに精を出し、やれやれ気がかりな事が1つ片付きホッとした所。

後はそこそこ元気に育ってくれよ~と願うだけ。

出来れば1日くらいは何処か近場へフラリとお出かけしたいと思案中。

なれど・・・なるべく混雑している所は避けたいしなぁ。。どうしたものか。


さて、今夜はノミノフスマを見て頂くことに。

先日ハコベとオランダミミナグサが似ていると言う記事をアップしたのだが、

その少し後で、これ又、白く可愛い雑草が沢山生えているのをみつけた。

これは今までに見たこと無いぞ!と写真を撮ってから調べてみた所、

ハコベの仲間で【 ノミノフスマ 】である事がわかった。変な名前~。




花が咲いている所が白っぽく見えて、コハコベより明らかに目立っている。





ノミは蚤のことで、フスマは衾と書いて、衾の意味は布などで作り寝るとき身体をおおう夜具の事。

なぜ?どこを見てそんな名前が付いたのか・・・わからないけど。






これは先日アップしたコハコベ。花の大きさ5~7mmで、花の裏にあるガクが見えている。






こうして見ると、ノミノフスマはコハコベの花の咲いている様子とはかなり雰囲気がちがう。

花も7~10mmと少し大きく、花の裏のガク短いので白い花がパッと目立って見える。




これも先日アップしたコハコベ。 ↑の写真と見比べて貰えば違いを少し分って頂けるかな?

花びら1つ1つの大きさも違いますよね。




こんなに愛らしい小さな白い花、もっと相応しい良い名前を付けてほしかったな。。。と思う。

いくらなんでも可哀想過ぎる。





それにしても不思議なのは、いつもの田んぼ跡で毎年この場所をこの時季にも見ているのに、

今までは1度も咲いてのを居る見たことがないノミノフスマ。

オマエさん、一体何処からやって来たんだい!?




鳥さんが運んで来たのか?ずっとずっと昔にこの辺りに咲いて居たものなのか?

理由はわからずとも良いんだけど、来年もここに沢山白い可愛い花が咲いたら嬉しい。






ノミノフスマのことをチョコっと調べていた時、ハコベに付いて新発見。

と言うのはハコベにはミドリハコベとコハコベの2種類があるそうで、

そのどちらもハコベと言うらしいこと。(私が検索をした範囲で知りえた情報なので自信はないけど)

見た目の違いは茎の色が紫色を帯びている物がコハコベで、ミドリハコベは名前の通り茎が緑色をしている物。

そして、どちらも春の七草として食べられるのだとか。

・・・となると、私がハコベだと言って来た物はどうやらコハコベだったようだ。

調べているとサイトによってもいろいろで、迷ってしまう事もしばしば。ややこしいな。




コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする