10月も終り頃のある日、「今度の連休に大山の紅葉を見にいこうか~?」と妹。
「良いなぁ~久しぶりじゃもんな~♪」と皆、大賛成で連休初日の2日(土)に出かけることになった。
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大山の1番見たい紅葉スポットは此処、鳥取県江府町御机,標高910mにある鍵掛峠(かぎかけどうげ)。
駐車場は狭く車20台が止められるスペースしかないのに、車、観光バス、バイク様々な手段で、
ここを訪れる人達で溢れかえっていて、車を止めるのがいつも至難の業。
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鍵掛峠に辿り着く前はと言うと・・・自動車道のインター降りて暫く車を走らせて行くと、
見えて来る~雄大な大山の姿がのどかな田園風景の向こうに・・・・・
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ここでチョット車を止めて写真を撮って・・・姪っ子にLINEで写真を送ったりした。
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望遠で山肌を撮ってみた。山の砂か土が流れ落ちていく沢もハッキリと見て取れる。
それに昔から比べると斜面が随分削られているようで驚く。
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この辺りまで来ると、随分山が近くに感じられてくる。
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写真を撮っていても、早くおいでよと言われているような。。。わくわくする気持ちになる。
もう少しで期待通りの素晴らしい紅葉の大山が迎えてくれる。
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この辺りからの大山を望む風景を撮りたくて、集まるカメラマンさんたちも多く見受けられる。
他にも、ここでイーゼルを立てて絵を描く人もいたりする。
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早く紅葉の綺麗な場所に行きたい気持ちを抑えつつ・・・ここに集まる人達と同じく、
こののどかな藁葺きの小屋とお地蔵さんと大山の雄大な山容のコラボした写真を撮りたくて、
あっちに行ったり、こっちに走ったりと・・・中々目的地に辿り着けないのだった。
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やっと、鍵掛峠の少し手前までやって来た~。
ここは何台か車を止められる小さな駐車スペースが道べりに設けられている。
そこからの眺めも鍵掛峠頂上からの展望に勝るとも劣らない美しさで大勢の観光客で賑わっていた。
紅葉の黄金色の絨毯を敷き詰めたような素晴らしさを、上手く言葉に出来ないけれど。
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このお2人さんの顔を見て頂ければ・・・どちらを向いても紅葉の美しさに見とれてしまい、
思わず「「すげぇ~」と口が開いちゃうほどなんですよ~。
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鳥取県の大山環状道路の最高地点、「鍵掛峠」展望所から望む。
大山の南壁と絨毯のように山の中腹に広がるブナ樹林は息を飲む美しさ。
白い山肌と赤、オレンジ、黄色、そして緑の織り成すコントラストに目を奪われる。
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大山隠岐国立公園にあって大山の山頂は三角点のある弥山(みせん)標高1709m、
最高点は剣が峰で標高1729mで中国地方最高峰。
南壁の荒々しくスケールの大きい山肌を間近に一望できる。
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大山にこれまで一体何度行っただろうか?
初めて行ったのは、20歳過ぎだったかな?当時働いていた病院の事務の女性が登山好きな人で、
私と私の看護学校時代の友達を大山登山に誘ってくれたのだった。
山登りに行くことが決まった日から、先輩曰く「毎日暇な時間に階段を上がり降りして身体を鍛えること」で、
それからは、毎日真面目に4階建ての病院の階段を上がったり降りたりして足腰を鍛えたものだ。
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登山当日は、前日から宿泊していた宿を夜中?夜明け?午前3時か4時頃に起こされて出発、
頂上に辿り着くまで、左程苦しかった思い出が残っていないのは多分先輩の言いつけ通り、
頑張った階段の乗降訓練の賜物だったのかもしれない。
頂上では朝日が昇ってくる時間に間に合い感動し、遠くは弓ヶ浜海岸の海岸線も見えたと記憶している。
その当時は頂上から先に進んで、大山の尾根の縦走路を通ることが出来ていて、
(いつ頃からか・・・山頂の崩落が激しくなり危険な為に縦走は禁止になっているはず)
初めての山登りでこんな所を歩かされるんかい!? てか、両サイドが絶壁の狭い縦走路に足がすくんで恐ろしくて、
へっぴり腰でマジ冷や汗もので緊張して必死で歩いたことが、45年も経った今でも忘れられない。
(とは言っても、縦走路以降は別だけれど、私が登った頂上までは幾つもある登山コースの中で
最も一般的な夏山登山道で小学校高学年や中学生でも登れる初心者コース)
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縦走路を無事にクリアした後は、イッチョ前に先輩にくっ付いてロープを伝って山を下ったり、砂すべりの場所を下ったり、
下山途中で先輩が、山の斜面をほじくって雪を掘り出して食べさせてくれたことも忘れられない。
今思うと、若かったから出来た貴重な体験をさせて貰ったなぁ~。。。と大山に来る度、先輩の顔を思い出す。
ちなみに、大山の表玄関に当たる大山寺に向かって、鳥取県米子市方面から登って来て見る山の姿は、
南側から見るのとは全く違って、富士山のような美しさから「伯耆富士」とも呼ばれている。
もう少しこの続きがありますが、それは次回更新で。
「良いなぁ~久しぶりじゃもんな~♪」と皆、大賛成で連休初日の2日(土)に出かけることになった。
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大山の1番見たい紅葉スポットは此処、鳥取県江府町御机,標高910mにある鍵掛峠(かぎかけどうげ)。
駐車場は狭く車20台が止められるスペースしかないのに、車、観光バス、バイク様々な手段で、
ここを訪れる人達で溢れかえっていて、車を止めるのがいつも至難の業。
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鍵掛峠に辿り着く前はと言うと・・・自動車道のインター降りて暫く車を走らせて行くと、
見えて来る~雄大な大山の姿がのどかな田園風景の向こうに・・・・・
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ここでチョット車を止めて写真を撮って・・・姪っ子にLINEで写真を送ったりした。
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望遠で山肌を撮ってみた。山の砂か土が流れ落ちていく沢もハッキリと見て取れる。
それに昔から比べると斜面が随分削られているようで驚く。
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この辺りまで来ると、随分山が近くに感じられてくる。
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写真を撮っていても、早くおいでよと言われているような。。。わくわくする気持ちになる。
もう少しで期待通りの素晴らしい紅葉の大山が迎えてくれる。
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この辺りからの大山を望む風景を撮りたくて、集まるカメラマンさんたちも多く見受けられる。
他にも、ここでイーゼルを立てて絵を描く人もいたりする。
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早く紅葉の綺麗な場所に行きたい気持ちを抑えつつ・・・ここに集まる人達と同じく、
こののどかな藁葺きの小屋とお地蔵さんと大山の雄大な山容のコラボした写真を撮りたくて、
あっちに行ったり、こっちに走ったりと・・・中々目的地に辿り着けないのだった。
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やっと、鍵掛峠の少し手前までやって来た~。
ここは何台か車を止められる小さな駐車スペースが道べりに設けられている。
そこからの眺めも鍵掛峠頂上からの展望に勝るとも劣らない美しさで大勢の観光客で賑わっていた。
紅葉の黄金色の絨毯を敷き詰めたような素晴らしさを、上手く言葉に出来ないけれど。
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このお2人さんの顔を見て頂ければ・・・どちらを向いても紅葉の美しさに見とれてしまい、
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鳥取県の大山環状道路の最高地点、「鍵掛峠」展望所から望む。
大山の南壁と絨毯のように山の中腹に広がるブナ樹林は息を飲む美しさ。
白い山肌と赤、オレンジ、黄色、そして緑の織り成すコントラストに目を奪われる。
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南壁の荒々しくスケールの大きい山肌を間近に一望できる。
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私と私の看護学校時代の友達を大山登山に誘ってくれたのだった。
山登りに行くことが決まった日から、先輩曰く「毎日暇な時間に階段を上がり降りして身体を鍛えること」で、
それからは、毎日真面目に4階建ての病院の階段を上がったり降りたりして足腰を鍛えたものだ。
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頂上に辿り着くまで、左程苦しかった思い出が残っていないのは多分先輩の言いつけ通り、
頑張った階段の乗降訓練の賜物だったのかもしれない。
頂上では朝日が昇ってくる時間に間に合い感動し、遠くは弓ヶ浜海岸の海岸線も見えたと記憶している。
その当時は頂上から先に進んで、大山の尾根の縦走路を通ることが出来ていて、
(いつ頃からか・・・山頂の崩落が激しくなり危険な為に縦走は禁止になっているはず)
初めての山登りでこんな所を歩かされるんかい!? てか、両サイドが絶壁の狭い縦走路に足がすくんで恐ろしくて、
へっぴり腰でマジ冷や汗もので緊張して必死で歩いたことが、45年も経った今でも忘れられない。
(とは言っても、縦走路以降は別だけれど、私が登った頂上までは幾つもある登山コースの中で
最も一般的な夏山登山道で小学校高学年や中学生でも登れる初心者コース)
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縦走路を無事にクリアした後は、イッチョ前に先輩にくっ付いてロープを伝って山を下ったり、砂すべりの場所を下ったり、
下山途中で先輩が、山の斜面をほじくって雪を掘り出して食べさせてくれたことも忘れられない。
今思うと、若かったから出来た貴重な体験をさせて貰ったなぁ~。。。と大山に来る度、先輩の顔を思い出す。
ちなみに、大山の表玄関に当たる大山寺に向かって、鳥取県米子市方面から登って来て見る山の姿は、
南側から見るのとは全く違って、富士山のような美しさから「伯耆富士」とも呼ばれている。
もう少しこの続きがありますが、それは次回更新で。