雪の積もらないazami地方では、寒い今の時季でも冬野菜の収穫が出来るわけで、
それは、有難いことにちがいないのだけれど・・・
買わなくても新鮮な野菜が、畑に行けばあるのだから。

ただし、その野菜を食べる為には、家に持ち帰って綺麗に洗わなくてはいけない。
毎日何かやかやと、使う分だけ収穫して来て洗うと言うやり方もアリだけど、
私の場合、大体一週間か5日に1度、まとめて必要な分を結構大量に収穫して来て洗う。
(それでも、今時の冷蔵庫って以前に比べて、野菜が新鮮なまま長持ちするから大助かり)

なので、砂やゴミなどが無くなるまで綺麗に洗い終わるには、それなりの時間が掛かる。
冷たい水で洗うわけだから、手もかじかんで来る、終わる頃には身体まで冷えるような気がする。
台所にはエアコンが効いていても、やっぱり寒さが指先から全身に伝わるみたいだ。

私はザザッと適当に済ませるっていうのが嫌いで、とにかく丁寧に洗わないと気が済まないから、
その分、余計に時間もかかるという寸法で、・・・我慢が苦手な私が我慢する数少ない1つがコレ。

次々と野菜を洗う手を動かしつつ、思いを馳せることがある。
昔、母も同じようにして家族皆に、畑の野菜を食べさせてくれていたんだろうな~ってこと。

あの頃は井戸水だから、水道水よりもっともっと冷たい水だっただろうし、
エアコンなんて勿論無かったし、冷え切った手を温めるのは沸かしたお湯くらいしかなかったはず。
でも、母が冷たいとか寒いとかシンドイとかって、グチをこぼしているのを聞いた記憶が無い。
(本当は、母もこっそりグチってたかもしれないけど)

こんなちょっとした事からでも気が付くのは、何事も自分がやる身になってみないと分からないってことだ。
親の苦労を親になって知るって言うけど、本当にその通りなんだよね。(親になって無いけど)

この年になって来て、やっと段々と親の有難さとか、思いとか、辛抱強さだとか、
いろいろ想像がつくこと、理解できることが増えてきたような気がする。
さてさて、そんな冷たい水をザァーザァー流しながら、全部洗い終わると、ふぅ~ヤレヤレで。
これで、白菜も小松菜も水菜もほうれん草も大根も、使いたいだけ使えるわ~と、ささやかな幸せ感。
だから、少々寒くっても冷たくっても出来るってことなんですよね。