いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

カブトムシ(雌)とゴマダラチョウ

2018-08-30 22:41:03 | 昆虫

今から40日も前のことなんですが、家の裏で何かがガサゴソ動いてる音が!

どこから聞こえて来るんだろう~?と、小さな音がする方向を聞き定めてみると、

私が立っている近くの、植木鉢や使うつもりで置いてあるビンの辺りから聞こえる。

居ました~!小さなビンの中に、カブトムシ(雌)が!



ビンの中に砂ぼこりが貯まっていたみたいで、

捕まえてみると砂まみれのカブトムシ。



ビンから這い出そうとするも、滑って出られずもがいていた音でした。

部屋に持ち帰って写真を撮ろうとしても、逃げる!逃げる!

「ちょっと写真撮るだけだから・・・」っても、聞いてくれるわけないけど。


ハチミツなんかいらないよ~逃がしてくれろ!かな?

何年か前までは夜になると、窓の明かりめがけて飛んで来るカブトムシって、

ぶつかって来る時に結構大きな音をさせるので、外に出てみたらやっぱり!ってことは、

そんなに珍しいことじゃなかったんですよね。

姪っ子が小学生の頃までは、飛んで来たカブトムシを捕まえて何度も飼育してたことも。

(どんだけ古い話やねん!)

でも、ここ最近はそんなことは全く無くて、家の近くにカブトムシって居なくなったんだと、

思ってたけど・・・、まだ居たんだ~。



写真も撮ったし、ネコヤナギの木に逃がしてあげました~。



なぜか?木の根元の方へと下っていきます。



ほぼ降りきった根元ちかくに、丁度カミキリムシが開けた大き目な穴があって、

その穴の中へとすんなり入っていってしまいました。

なぜ?穴の中に入って行ったのか?気になる所でしたが、

その後、姿を見かけることはありませんでした。


それから2日後のこと。今度は部屋の中に迷い込んだチョウチョ発見!



ど、どこから入って来たんだ~!ですけど、

まぁ~ドアを開けることは1日に感度もあるし、ちょっとした隙に紛れ込んだらしい。

入って来たは良いけど出られなくて、障子をあっちにこっちにと、

忙しなく飛び続けてました。



この翅の色と模様は時々見かけるミスジチョウやコミスジに似てる感じだけど、

でも、違うよなぁ~と。。。。。

この黄色のストロー(口吻)が決め手になって、ゴマダラチョウだと分かりました。



もう1つの決め手は複眼の色が橙色ということなんですが、

何枚も撮った写真のどれも複眼の色が撮れていなくて・・・

まぁ~でも翅の白い斑紋から見ても間違いは無さそうです。



それにしても、翅が哀れな程傷んでボロボロ。

いつまでもこんな所に居ちゃ~可愛そうなので

写真を撮ったら即!逃がして上げました。


余談ですが、ゴマダラチョウの前翅長は35~50mmです。

前翅長(ぜんしちょう)とは片側の前翅の上側の長い部分のことです。

左右の翅を広げた長さではないので大きさをイメージし辛いかもですね。

左右の翅を広げた長さのことは「開長」と言って、こちらの方が

大きさをイメージしやすいけど、私が参考にしている図鑑には

前翅長しか表記されていないのです。




コメント
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