京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

腹巻の女

2008年11月09日 | 日々の暮らしの中で
「腹巻きする女の人は嫌いですか~?」
FM 京都αステーション、“京都の顔”谷口キヨコの転がるような滑らかなおしゃべりが聞こえてきた。
レースが付いたかわいい“腹巻き”があるのだという。“腹キャミ”、腹巻き+キャミソールなるものも。家用なら、ズバリ「腹巻き」でいい。
腹を温め、心を温め、腹のうちは見せないように…??

悪口でも、関東なら「あのバカ」程度でさらっと終わるが、これが千年の都、京都となると、陰口にも磨きがかかって粘りがある。嫌みな隠し味がある。
奥深い京都にあっては、陰口を含め、人の会話や議論に独特なものがある。

悪口をテーマにしたコラム一編より。

表向きの言葉を真に受けてはいけない、本心ではない…、そんな言葉は耳にもしてきた。
薄いオブラートに包んだもの言いはソフトだ。それも腹の内のさぐり合いになるのだろうか。腹で笑われ、けなされて…それもカナンなあ。
腹を割って話すなんて無理なこと、だろうか。

寒さ嫌いのくせにだての薄着派の私、今年の冬対策、腹巻きをして過ごそうか。
着ぶくれしないで済みそうだ。イロケのないこと。
大きな声で言うべきにあらずだったかな。
お腹を温め、こころも優しく、人との御縁は大事にしよう。粘り強く…

コメント (10)
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