京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

息子もおとしごろ

2008年11月26日 | 日々の暮らしの中で
書店で息子と会う。
「見といてや」と言われたのを思い出し、立ち読みに出かけた。
「編集後記」的枠内に、数名が個のスペースをもらっている。

= 28歳を前にしてやっとご報告できます =
うっすらと美しいエンゲージリングの写真が添えられている。

「最近、結婚ラッシュだったのよねー」帰りの電車での会話が浮かぶ。
まさかでしょ。親に言う前に、誌上プロポーズってことはないでしょう…。
いやいや、やりそうなことかもしれない(結果は、まあ、安堵。?)。

周囲の状況に少し感化されてきている口調だ。
前向きに考えようかと、リングを紹介していた。
120年間、ダイヤモンドの業界を牽引してきた○○社の……
そういう、あとのことは、どうでもいいのだった。

一つ気付いたことがあった。
息子はまだ27歳だったのだ。
「姉の歳マイナス1」の単純計算が成立しない時期があるのだ。来月末で28歳に。
少し得したのだろうか、こんなに迫ってから気づいて。

「父さん母さん、期待させてごめん…」なんて文句があったけど、こちらこそ、歳を勘違いしててごめんね~。
息子も“おとしごろ”だわ。

 (写真は、梅の木に松を育て、石竹を移植・松竹梅)
コメント (12)
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