goo blog サービス終了のお知らせ 

京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 しがらみ

2014年06月17日 | 日々の暮らしの中で

「助けて! keiさん!!」

こんなことばをもらったのは初めてのような気がします。
「まあまあ、落ち着いて~」と言うのですが、「もう切れそう」というばかり。「法事の考え方や価値観が違う親戚にふりまわされるのに耐えられない」と興奮ぎみです。もっと具体的に聞かせてもらわなければなんとも返しようがありません。(聞いてもさして変わり映えしませんが)

一軒の家でも、老いた両親が何やら違う宗教に凝りだして、若いモンだけが寺で月参りや法事を勤めている例はあります。価値観の違いってなんでしょうね…。どんな支障が起きているのでしょう。ホトケさんごと、いがみ合いを棄てて集い、仏縁の一日を感謝し合えないものなのでしょうかね…。
M子さんもかちんこちんにならず、いつもと違うスパイスを一味加えてみるくらいに考えれば、変わった価値観が案外いけるかもしれませんよね。

どなたの法事かわかりませんが、長男の夫が飾りものだとお怒りなんです。「夫に代わって私がほかの宗派について調べようと思って」って…。あら~…。「kei さん、宗派はいろいろあるんでしょう?」「そりゃね~」 ほんまに、一体何が問題なのでしょうか…。 
しがらを断つことはできませんわねえ。

楽観的なことしか言わない私のような人間に、愚痴を聞いて欲しいと言ってくるM子さん。たまった胸の内を吐きだして、頭をからっぽにすれば落ち着くのではないでしょうか。

見てください。こんなきれいな花が足元に咲いているんですよ。コモチマンネングサというらしい。小さくてもキラリッ! 笑って、美しく美しくいきましょう、な~んて。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする