
6月21日土曜日の「サワコの朝」のゲストは行定勲監督でした。「セカチュー」の監督さんです。映画「円卓」の主人公・こっこを演じる芦田愛菜ちゃんのことを「やはり天才でした」と評していました。
小学校3年生の琴子(こっこ)。新しいことばを聞くたびに興味を示し、ジャポニカの国語ノートに書きつけていきます。好奇心も旺盛なこっこ。
こっこちゃんの髪飾りは、目玉なんです。「いろんなところを見てるからですよね」と監督が言われてました。
こっこは、新しいことは意味も知らないままに「かっこええ」でひとくくりしてしまいがちです。「ボートピープル」が、「かっこええ」わけはありません…。こっこはおじいちゃんから「イマジン、想像する」ということばを教わります。夏休みの日々が描かれていきますが、あー、こうして人としてのやさしさも身につけて大きくなっていくんだな…、なんて感じてみたり。ストレートな感情表現にも少し温かみが加わったかなと感じる、夏休み明けのこっこちゃんでした。
ひと夏の体験が子供を大きく変える…。子供の好奇心を上手に導く「イマジン」の一言でした。
相手の身に寄り添い、時には心のうちにくぐり入ってみる。心を働かせれば、共感し合えることはもっと多く生まれそうな気がします。
共に笑い、共に悩んで、そして縁ができていくのかもね。他人の事には無関心でいいのかどうか…。