京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「雨やめたまえ」

2014年08月24日 | 日々の暮らしの中で

雨による大きな災害が相次いでしまっている。

困ったときにはおまじない。子供の頃に口にした、様々な呪文のようなことばがあったかもしれない。ゲームをしていて、「神さま仏さま…」と力を貸してもらいたくて何やらつぶやくなどということは我が子にも見られたことだった。

こんな和歌があったのを思い出す。
 
   時により過ぐれば民のなげきなり八大竜王雨やめたまえ   (源実朝)

鬼神の心に訴えかけてでも…「雨やめたまえ」。
「八大竜王雨やめたまえ、八大竜王雨やめたまえ、八大竜王あめやめたまえ……」
せめて祈りを込めてひたすら言葉を繰り返そうか。これならできそうです。
コメント (4)
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