京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

ゆっくりだけど

2018年01月11日 | 日々の暮らしの中で

不器用なのか、二兎はなかなか追いきれない。同じような趣味の延長で春先から新しい試みへの参加を決めた今、心身の負担を軽くしたいと思い始めていた。一方をやめようか、と。一旦すき間風が入ると、どんどん身を縮こめがちなのが私の性向でもあるようだ。ただ、折角頑張って続けてきて、自分を試されているような気持ちにもとらわれる。けれど、そんなに強く踏ん張るところでもないという気もある。

「いったん休んでみるのもいい」と友人のNさんに言われた。長く続けていると、飽きるというか行き詰まる時があるものだ、と。悩みを肯定してくれて、やめてしまわずに少し距離を置くことを薦めてくれた。そして、自分の作品でもっと挑戦してみろ、と。私を大切に思ってくれての提言。その気になってくる。そして、何だかやる気が出てきたのだ。単純だ。不思議、なんとげんきんなこと。

さほど意識して行っていたわけではないが、先般の資料整理などは、自分の心と向き合っていたのかもしれない。不要なものは捨て、残すものは残した。
次へのステップを暗に描いていたのだろうか。アドバイスを受け入れてみることに決めた。のろい手間のかかる人間が背を押されて一歩前へ、といった感。「良き友は心の花の添え木かな」(高田好胤)。私も添え木になれてるかしら…。
気分転換したいけど、どこ行こ。                       
                                               (西日の当たるガラガラ電車)

コメント (4)
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