京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

コマを探して

2018年01月15日 | 日々の暮らしの中で

年末年始にかけて、孫のTylerはリュックに独楽をいれてやってきました。幼稚園の音楽会の日、園長先生からのプレゼントだったと言っていたような…。白木に、自分で色を付けて、直径5、6?センチほどの大きさだったでしょうか。

「オレ、めっちゃうまいんやからな。いっぱつで回せたんやぞ」、と。なるほど、上手に回します。「でもな、中村君が一番」、が付け足されます。
「どーれ、一度やらせて」。久しぶりです。久しぶりというより、いつ以来だろうか。息子と一緒に独楽を回して遊んだことがあったかどうか。
「おばあちゃん、めっちゃすごいやろ~」。にっこり笑って「うん」、が返事でした。「でもな、中村君がいちばんじょーず。オレたちのクラスではだけどな」、なんだそうです。高速回転を見せる私の回しようにもです。友達第一だから、よしとしましょうか。

弟たちが近所の男の子たちとベーゴマで遊んでいた記憶が、不確かな中でたどり返されて、大きさや質、遊び方を話してやるのですが、わかってはもらえません。カネのバケツをサカサマにした底の部分で回しあい、ぶつかり合って、はじき出されるコマがある、面白そうな遊びでした。
見つけたら買ってあげよう、とゆるい約束をしてしまいました。確か民芸店で見たことがあった、はず。売られているのは確かに見たことがあるのに、記憶は生き返りません。
今日、街中に出る用事があって2軒を覗いて来ましたが、ベーゴマはありませんでした。さて、どうしよう。本人はもう忘れてしまってるかもしれないし…。

♪お正月にはタコあげてコマをまわしてあそびましょ。はやくこいこいお正月
「た―クン、それお正月が来る前に歌う歌だよ」
大きな声で気持ちよく歌っているTylerに水を差してしまったのでした。家にあったお相撲さんの独楽を回して、和気あいあいのお正月でした。
コメント (2)
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