京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 節電、節電の夏

2012年07月02日 | 日々の暮らしの中で

一昨日の晩から降り出した雨は昨日夕方5時半ごろまで、ほとんど止み間なく降り続いた。細いけれど一定の勢いで落ちてくる雨音が耳に焼きついてしまうほどだったが、それもすさまじい勢いで止めをさして、雨はあがった。
焼けつくような日差しが戻ってきた。32度の予報だったが…。二日ほど家にこもっていて外出したせいなのか、立ちくらみのような症状が出た。どういうわけか毎年通過しなくてはならず、真夏以上に苦手とする時期だ。

先月下旬、関西電力の「計画停電区域割り」の詳報が新聞に掲載された。管内を1-6のグループに分け、そのグループにはさらにA~Hのサブグループで区域が割り振られている。
【1B】【1F】【2A】【2B】… よそ様の表示を覚える必要などなく、まずは自らの区域割りを確認したらよいのであるが、この先9月7日まで、万が一に備えなくてはならない。7月23日から8月2日の午後の時間帯には電力の需給が厳しくなる見通しだと伝えていた。
      
        

平日の8時30分から21時までを6時間帯に分けてある。一つの時間帯は2時間半、そのうちの2時間程度が停電になるという。
「月間予定」のほかに「翌日予定」というのがあって、前日の18時頃公表される。「当日予定」というのもある。各時間帯の2時間前までに公表するのだそうな。あー、やっかいなことだな。せいぜい節電に努めなくっちゃ。

家庭での電気使用を抑えるのを目的に、「クールスポット」として公共施設や民間施設118施設(府市)で、入場料無料や割引、企画の工夫などを挙げて利用を促している。美術館、博物館、漫画ミュージアム、よしもと祇園花月…。暑いさなかに交通費をかけて出かけていくのも、興味があればこそであって…。

ともかく節電の夏は始まった。普段から無駄遣いのないように気を遣ってきているつもりだし、そこを更にとなると厳しい。身体大事、これを一番に協力していくとしよう…。

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6 コメント

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電気代に圧迫されて・・・ (yattaro-)
2012-07-03 07:37:29
「クールスポット」こちらでも公共施設の利用が促されていました。
中には、公共施設ではなく、パチンコ屋さんに駆け込むと言う人もあるようです(笑)
たとえ厄介でも、クールスポットに出かけられる人はいいですよね~。
一般家庭でのベッド生活などの方にとっては、へたをすると致命的な停電行政になりそうですね。暑さと闘う上に、もうひとつ厳しい課題を投げかけられたような・・・。
原発に依存しない電力供給、何か知恵はないものでしょうか。
せめて我々は、打ち水にウチワ片手のステテコ、縁台、線香花火の昔に戻って、庭先にクールスポットを作りましょうかね~
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節電の夏 (Rei)
2012-07-03 11:11:46
報道からは中電は関西電力のようには緊迫性を感じませんが、
それでも毎日節電を呼びかけています。
軽度ですが熱中症経験者なので、出歩いて二度目に罹っては、年寄りの冷や水と顰蹙を買いますから、外出を控える、それが少々辛いです。

私の「クールスポット」デパートでしょうかしら?
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辛い夏になりそうですね。 (matsu)
2012-07-03 16:02:14
去年冬が来る前も大騒ぎしましたが、思った程
大変ではなかったですね。
あの時も原発は稼働してなかったように記憶してますが。

この夏の電力不足はやはり深刻なんでしょうね。
極力節電には協力しますが、脅かされ過ぎているようにも思います。
大飯原発を再稼働させた手前そんなこともあるのかなと、また「いじわるばあさん」がのぞきます。
先ずは健康第一です。気をつけましょう。
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何か知恵は…、yattaro-さん (kei)
2012-07-03 17:05:09
「ステテコ」、女性もののステテコも登場ですよね。
生地に凸凹があって肌にべったりくっつかないのは良さですね。
太陽光だのいろいろ言われますが、大切なのは暮らし方の工夫や知恵、
そうしたことに対するそれぞれの価値観だと思いますね。



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切迫感、Reiさん (kei)
2012-07-03 17:24:57
月間予定で停電の時間帯など見ますと、やはり不安になります。
いざというときは、と考えざるを得ません。
デパートは、足元が滑らないよう注意は要りそうですが、適度な運動にもなって良いそうですね。
楽しみもお有りなら言うことないですね。
健康を害しては意味ありませんが、この夏を乗り切る裏ワザ?技や知恵が大事に思われます。
どうしたって必要な電気は使わなくてはなりませんね。
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健康第一に、matsuさん (kei)
2012-07-03 17:40:24
昔の生活に戻ることはできませんが、
便利さ追求の結果に生じてきている多くの課題、
個々の価値観は問われるところですね。
人から人へ、次代へ伝えるべき知恵は買えませんね。
「節電」は極力節電に協力なのですが、取り組む上で暮らしぶりの見直しも大切な気がします。
健康を害してしまっては元もこもありませんよね。
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