昨日は朝からの雨で、庇の低い家にこもって気分の晴れない一日を過ごした。
そんな日、こんな句に出会っていた。
浄土にてまた逢うまでの夜長かな
もったいなや祖師はかみこの九十年
浄土真宗大谷派、東本願寺第23代法主大谷光演(1875-1943)。正岡子規の影響を受け『ホトトギス』に参加、碧梧桐や虚子に傾倒するも、やがて離れて独自の句風を築いていく。
俳号は句仏。句をもって仏徳を讃嘆する、「句仏上人」と呼ばれたそうな。句の「祖師」とは、もちろん親鸞聖人のこと。
窓ガラスに露をむすんでいたが、庭の木々の隙間から朝日が一筋。
新聞が休刊日だったことを思いだした。
そして思い出せば美術館も博物館も、今日は休館日。
永六輔さんが「『遠くへ行きたい』」から四十年」と題したエッセイで、旅と旅行とは違うものだと書いていた。旅行は、あらかじめ計画をして、出かけたら帰ってくるもの。旅とは、出かけた先に日常生活があるものだという。これが英語になると「トリップ」「ツアー」「トラベル」「ジャーニー」と旅も4つになる。自分は予定も決めず、気の向くまま自由に出かける旅、ジャーニーが好きだと。
永さんはエッセイの中で「宮本常一さんが『風のように旅をしろ。吹いている風のように』とおっしゃっていました」として、「大切なことは『風のように』。自己主張し過ぎないで、その場所に馴染むことです」と添えている。「自然な出会いを楽しむこと」「郷に従って郷に入れば、必ずいい旅になる」と。
さあ、どこへいこうか。東か西か北か。人を求めず、自然の多いところへ…。旅に出ることもままならず、久しぶりのウォーキングで気分を転換がいいところだ。
午後の陽を受けて、きれいだった。
そんな日、こんな句に出会っていた。
浄土にてまた逢うまでの夜長かな
もったいなや祖師はかみこの九十年
浄土真宗大谷派、東本願寺第23代法主大谷光演(1875-1943)。正岡子規の影響を受け『ホトトギス』に参加、碧梧桐や虚子に傾倒するも、やがて離れて独自の句風を築いていく。
俳号は句仏。句をもって仏徳を讃嘆する、「句仏上人」と呼ばれたそうな。句の「祖師」とは、もちろん親鸞聖人のこと。
窓ガラスに露をむすんでいたが、庭の木々の隙間から朝日が一筋。
新聞が休刊日だったことを思いだした。
そして思い出せば美術館も博物館も、今日は休館日。
永六輔さんが「『遠くへ行きたい』」から四十年」と題したエッセイで、旅と旅行とは違うものだと書いていた。旅行は、あらかじめ計画をして、出かけたら帰ってくるもの。旅とは、出かけた先に日常生活があるものだという。これが英語になると「トリップ」「ツアー」「トラベル」「ジャーニー」と旅も4つになる。自分は予定も決めず、気の向くまま自由に出かける旅、ジャーニーが好きだと。
永さんはエッセイの中で「宮本常一さんが『風のように旅をしろ。吹いている風のように』とおっしゃっていました」として、「大切なことは『風のように』。自己主張し過ぎないで、その場所に馴染むことです」と添えている。「自然な出会いを楽しむこと」「郷に従って郷に入れば、必ずいい旅になる」と。
さあ、どこへいこうか。東か西か北か。人を求めず、自然の多いところへ…。旅に出ることもままならず、久しぶりのウォーキングで気分を転換がいいところだ。
午後の陽を受けて、きれいだった。
大きくなった3年物を草むらに植え込んだのですが、こういう感じにホトトギスだらけもいいですね~~~
旅・旅行の違い・・・
明日は計画した日帰り旅行です。コロナだけでなく、私は意外に出られなかったのです(講とお義理と同窓会で出られましたが)。
旅行でも日帰りで少し出始めます♪旅はなかなか(;^_^A
ホトトギスだらけで、見栄えはしますね(笑)
目的地を決めてツアーでもトラベルでもよい旅はできますね。
旅の仕方はさまざま。
「トリップは気分転換になる小旅行。家の周りをのんびり歩くのもトリップのうちです」
と永さんです。
楽しい一日をお過ごしくださいね。
ホトトギス、花より俳句が思い浮かびます。
目に青葉山ホトトギス初鰹
武将の性格を表すのに引用されていますが
鳴かぬなら泣かせてみようホトトギス
鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス
鳴かぬなら殺してしまえホトトギス
これ本当に3武将が詠んだのでしょうか?
なんだかうまく出来過ぎているような気がします。
実証できる資料が残っているのでしょうか?
浄土にてまた逢うまでの夜長かな>心にしみました
若いころは遠くへ行ってみたい
知らない街を歩いてみたいなど
憧れましたが、この齢になって日常のありがたさ、
歩けることのありがたさを痛感しています。
子規は喀血したことで時鳥の別称、「子規(ほととぎす))としていますね。
この草の名は鳥の名に紛らわしいので、句では「草」の字を付けて(杜鵑草とか)
草の花であることをはっきりさせたい、と実作注意があったようです。
吉野秀雄は「花油点草」の字をあてているようですよ。
3武将に、それぞれの性格を見極めてとか聞きますが、誰が使い分けたのでしょうか。
計画して思いきらないとなかなか家を空けにくいものです。
日々を無事に過ごす中で、時にはミニツアーを上手に利用されてのお楽しみもよいものです。