最初は葉っぱをたくさん入れたてんとう虫だった。何度かトンボを捕まえた。
そのまま持ち帰ることは少なく、先生と一緒に逃がしてあげたと説明していた。
今朝はタニシを入れた虫かごを幼稚園に持って行くといってきかない。
ケースの側面にへばりついたタニシ、「何を食べるのかなあ、先生に聞いてみて?」と送り出した。が、味噌スープ(つまり味噌汁)にして食べられるって先生が言った~ というではないの。
夕飯の支度をする横に来て、アサリをつまんではひっくり返し眺めている。「これみて~!」と、きれいな貝殻模様が気になる様子のJessieだった。
何かを持って登園する子が他にいるのかどうか。
オーストラリアで通うプレップ・スクールでは、「Show and Tell」という時間があるのだという。
ジェシーに聞いてみた。「いつも月曜日だけにあるねん。みんなじゅんばんやねん」
「いつも何を持って行くの?」「おもちゃ」だそうだ。時には絵本とか。
おもちゃをクラスの友達の前で見せて、先生の助けを得ながら簡単な言葉が添えられるようだ。そんな体験の影響を受けたJessie特有の好奇心の示し方なのか。
何も思わず楽しそうに虫かごを抱えて行く。タニシの入った水でスカートの裾を濡らしながら…。
現職にあれば,すぐに取り入れたものを・・・と想像しています。
小生、「ゆとり教育」、創造的な授業を求めた昔を思い出しました。
目に入る全てに興味を示す。それらについて色んなことを聞いてくる。
その時の好奇心に満ちた輝く瞳。仕草も声もこちらまで届いてきそうです。
「Show and Tell」子供心をくすぐる素敵な教育ですね。
何かを見つけたら「あしたせんせいにみせる」と大事そうに持って帰ったカー君の年長の頃を思い出します。
何もかも全てが教材であったような・・・。
水を入れた虫かごにタニシを入れて、ウキウキ幼稚園へ・・・頬がゆるみますね~
何でもいいから喋れというだけでは難しいですね。
人前で自分の思いや意見などを述べることの大切さも、幼い頃から体験していけそうです。
サシガメは持っていきませんでした。よかった~!と思いました。
幅広く豊かな世界に案内されて、幸せな生徒さん達だったに違いありません。
そこに「tell」の場でもあれば教育的効果も大…。
「先生に見せる」、そう思われる教師ってやはりいいですね。応え得ることを求められますが。
幾何学的な?きれいな貝殻模様のアサリを見つけました。