2009年11月21日から29日まで 黄金のベンガル、バングラデシュの旅
11月21日
午後13時半のマレーシア航空に乗って、クアラルンプールまで7時間半、トランジット2時間半の後、ダッカまではさらに3時間半のフライト。
日本とバングラデシュの時差は3時間のはずなのに現地時間が1時間ずれている。
夜中の空港に迎えに来てくれたガイド氏によると、この夏から電力セービングのために時間を1時間繰り上げたのだと言う。
そんなわけで空港近くのリージェンシー・ホテルに入ったのは朝の3時。
やれやれ。
11月22日
今回の旅はおなじみS社のツアー旅行。
だからたとえ前日の到着が3時でも、7時半にはモーニングコールで起こされ、9時にはホテルを出発する。
急に1時間繰り上げられたバングラデシュの朝は7時ではまだ暗く、7時半を過ぎてようやく日が昇ってくる。
窓の外、初めて見るダッカの町はもやがかかり、眼下にはゴミと車と人がひしめいている。
さらに列車が通り、バスが来れば我先にと乗客が駆け寄る。南アジアだなあ。
時間前にはぴったりそろう同行者たちとミニバスに乗り、ホテルからダッカの中心へ向かう。距離は10キロもないだろう。
ところが日本では月曜にあたる日曜の朝9時(こちらでは金、土がお休み)、市内へ向かう道路は大渋滞。
片側4車線もある道路いっぱいに車やオートリキシャがぎっしり並び、その間をリキシャやニワトリかごまで通っていく。
車は90%が日本車。2,3年前の中古が入ってくるそうだが、意外にきれいな車が多い。さすがダッカは大都会。
と感心しているのはいいが、バスはちっとも前に進まず、そのうちトイレに行きたくなっちゃった。
じりじりと車をすすめてガソリンスタンドに緊急避難。
この時点でガイドも当初の予定だったオールドダッカへ行くことをあきらめ、国立博物館へ進路変更。
ホテルからの距離はおそらく5,6キロ、博物館に着いたのは11時近く。まるで20年前のバンコクのようだ。
国立博物館は美しい扉の立派な建物。大きなかばんも、カメラも、一切持ち込み禁止と厳しいが、中身は玉石混合。
しなびた動物の剥製から石像、木彫り、現代絵画までと間口は広く、この国独特の刺繍のコレクションなどはなかなか見事なのだが、悲しくなるような展示の仕方。もったいない。
でもこの博物館でもっとも楽しいのは2階の最初の部屋。バングラデシュの大きな地図が部屋のほとんどを占め、脇に並んだたくさんのボタンの前におじさんが一人座っている。このおじさんに「ダッカ!」などと地名を言うとパッとボタンを押して地図のその場所に電気がつく。その早業が楽しく、おじさんが得意そうで、この地図は最高。
博物館の見学が終わったらもうお昼。バングラデシュ最初の食事は・・・
中華!しかもこれ↑ってタイのさつまあげじゃない。この先はずっとカレーだからという心遣いなのかもしれないけど、しょっぱなから炒飯と焼きそばなんて・・・。
気を取り直して午後の観光。
ダッカ一の見所というラールバーグ・フォート。
きれいな公園の中にアグラのベビー・タージをさらに小さくして地味にしたような建物。
中にはビビ・バリというムガールのお姫様の墓があるが、内部装飾も地味だ。
こちらの門は未完成ながら、お札にも絵がある名所らしい。でもやっぱり、地味。
ダッカではもう一ヶ所、バングラデシュ一古いヒンドゥー寺院というダケシュワリ寺へ。
中にシバ・リンガの祭られた寺は、しかし最近の建物で趣なし。
ダッカではやはり渋滞が一番の見どころか、と思いつつ、夕方の空港へ。
それなりに大きな国際線ターミナルの奥の小さな国内線ターミナル。
GMG航空の小さなプロペラ機は37人乗り。
サリーを着たスッチーさんが飲み物とお菓子を配ったらもう着陸体勢。
30分のフライトでジョソール空港到着。
ここからまたバスに乗ってクルナの町へ。
真っ暗な悪路を走ること1時間半、町に着いたのが8時過ぎだったのですぐにレストランで食事。
で、また炒飯に焼きそばってどういうことよ。
どピンクのベッドでさっさと寝ちゃおう。
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11月21日
午後13時半のマレーシア航空に乗って、クアラルンプールまで7時間半、トランジット2時間半の後、ダッカまではさらに3時間半のフライト。
日本とバングラデシュの時差は3時間のはずなのに現地時間が1時間ずれている。
夜中の空港に迎えに来てくれたガイド氏によると、この夏から電力セービングのために時間を1時間繰り上げたのだと言う。
そんなわけで空港近くのリージェンシー・ホテルに入ったのは朝の3時。
やれやれ。
11月22日
今回の旅はおなじみS社のツアー旅行。
だからたとえ前日の到着が3時でも、7時半にはモーニングコールで起こされ、9時にはホテルを出発する。
急に1時間繰り上げられたバングラデシュの朝は7時ではまだ暗く、7時半を過ぎてようやく日が昇ってくる。
窓の外、初めて見るダッカの町はもやがかかり、眼下にはゴミと車と人がひしめいている。
さらに列車が通り、バスが来れば我先にと乗客が駆け寄る。南アジアだなあ。
時間前にはぴったりそろう同行者たちとミニバスに乗り、ホテルからダッカの中心へ向かう。距離は10キロもないだろう。
ところが日本では月曜にあたる日曜の朝9時(こちらでは金、土がお休み)、市内へ向かう道路は大渋滞。
片側4車線もある道路いっぱいに車やオートリキシャがぎっしり並び、その間をリキシャやニワトリかごまで通っていく。
車は90%が日本車。2,3年前の中古が入ってくるそうだが、意外にきれいな車が多い。さすがダッカは大都会。
と感心しているのはいいが、バスはちっとも前に進まず、そのうちトイレに行きたくなっちゃった。
じりじりと車をすすめてガソリンスタンドに緊急避難。
この時点でガイドも当初の予定だったオールドダッカへ行くことをあきらめ、国立博物館へ進路変更。
ホテルからの距離はおそらく5,6キロ、博物館に着いたのは11時近く。まるで20年前のバンコクのようだ。
国立博物館は美しい扉の立派な建物。大きなかばんも、カメラも、一切持ち込み禁止と厳しいが、中身は玉石混合。
しなびた動物の剥製から石像、木彫り、現代絵画までと間口は広く、この国独特の刺繍のコレクションなどはなかなか見事なのだが、悲しくなるような展示の仕方。もったいない。
でもこの博物館でもっとも楽しいのは2階の最初の部屋。バングラデシュの大きな地図が部屋のほとんどを占め、脇に並んだたくさんのボタンの前におじさんが一人座っている。このおじさんに「ダッカ!」などと地名を言うとパッとボタンを押して地図のその場所に電気がつく。その早業が楽しく、おじさんが得意そうで、この地図は最高。
博物館の見学が終わったらもうお昼。バングラデシュ最初の食事は・・・
中華!しかもこれ↑ってタイのさつまあげじゃない。この先はずっとカレーだからという心遣いなのかもしれないけど、しょっぱなから炒飯と焼きそばなんて・・・。
気を取り直して午後の観光。
ダッカ一の見所というラールバーグ・フォート。
きれいな公園の中にアグラのベビー・タージをさらに小さくして地味にしたような建物。
中にはビビ・バリというムガールのお姫様の墓があるが、内部装飾も地味だ。
こちらの門は未完成ながら、お札にも絵がある名所らしい。でもやっぱり、地味。
ダッカではもう一ヶ所、バングラデシュ一古いヒンドゥー寺院というダケシュワリ寺へ。
中にシバ・リンガの祭られた寺は、しかし最近の建物で趣なし。
ダッカではやはり渋滞が一番の見どころか、と思いつつ、夕方の空港へ。
それなりに大きな国際線ターミナルの奥の小さな国内線ターミナル。
GMG航空の小さなプロペラ機は37人乗り。
サリーを着たスッチーさんが飲み物とお菓子を配ったらもう着陸体勢。
30分のフライトでジョソール空港到着。
ここからまたバスに乗ってクルナの町へ。
真っ暗な悪路を走ること1時間半、町に着いたのが8時過ぎだったのですぐにレストランで食事。
で、また炒飯に焼きそばってどういうことよ。
どピンクのベッドでさっさと寝ちゃおう。
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