Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

バングラデシュの旅 7 カンタナガル寺院

2009-12-23 22:49:15 | 南アジア
11月26日

宿泊地のラングプールを出て道は西へ。
今朝は個人的に今回の旅のハイライトであるカンタナガル寺院へ向かう。

大通りをはずれ、田んぼの中の田舎道をしばらく行った先に目的のヒンドゥー寺院はあった。
 1752年建立の赤レンガ造りのお寺。
元は9つの塔があったそうだが19世紀の地震で崩れてしまったとかで、塔があったと思しき場所にはなぜか十字架のような棒が立てられている。

ここが一番のハイライトである理由はもちろん、全面が細かい装飾テラコッタで覆われているから。
 
壁と言わず、柱と言わず、扉と言わず、どこもかしこも装飾だらけ。

 
大きな石ではなく、小さなレンガ造りなので一つ一つのパネルが小さく、それぞれが白い漆喰で縁取られているのも余計装飾的な感じがする。

 
ラーマーヤナがモチーフというテラコッタは、プティアの19世紀のものよりずっと細工が繊細で洗練されている。


いい~
たっぷり時間をもらったので壁の写真を撮りまくる。

 しかしここは現役の寺院、しかも今日はなにかのお祭りとかで真剣に祈る人もいる。
いい加減に壁に張り付くのはやめてちょっと外に出てみる。

 
と、沿道には日本の縁日さながら、おもちゃやら神様グッズやらの屋台がいっぱい。しかし午前中ではまだ人出はなく、きっと夕方には大勢の参拝客であふれるのだろう。

お寺を出て元来たラングプール方面へ戻る。
と、途中に魚くさ~い一角が。
 道路わきで小魚を広げて干しているのだ。
  
ちょっと奥に入れば干魚の問屋さんがずらり。煮干のようなものから大きなものまで、どれも川魚だと思うが、こんなに魚の種類があるのかと思うほどいろいろある。

喜んで写真を撮っていたらおじさんに片手いっぱいの干物をもらってしまった。
 と、すかさずビニール袋を差し出してくれる別のおじさん。
 これは翌日のお昼に出てきた煮干のカレー。たまねぎとトマトと煮てある。煮干のバングラ風の食べ方を私が聞いたのでガイドさんが気を利かせてくれたらしい。

バングラデシュ人の親切に感謝。


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コメント
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