永康街から移動した先はMRTの石牌駅。夜市で有名な士林の3駅先だが、このあたりはまだまだ台北のベッドタウンという感じ。
駅前からバスに乗ると商店街やマンションが続くなか、突然と言う感じで急坂の山道に入る。くねくねと曲がる道の両側は急に緑になって、駅から15分ほどで目的地の「行儀路3」に到着。
本当にさっきまで街中だったのに、とびっくりするような山の中。バス停の前には温泉の看板を掲げた門がいくつもあって、ここが「行儀路温泉」。レストランに温泉がついているという、台湾独特の形態の店が並ぶエリアだ。
こぎれいそうな施設もたくさんあるが、ここは来た道をちょっと戻って
←ここに入る。
台湾の温泉情報に関しては前にもご紹介した「湯けむり台湾紀行」と共に、「らくだジャーナル」という温泉紹介サイトをいつも参考にさせていただいている。こちらの管理人さんはかなりローカルなお湯がお好きなようで、この「天祥温泉餐廳」も気に入られたようなので来てみたのだ。
上の写真の門をくぐるといきなり急な階段が続いている。
ちらりほらりと上がってくる人とすれ違いながら降りていくと、遠くからはカラオケの音。下を覗きこむと大きな黒い瓦屋根が見え
降りきると目の前はレストラン。
門には誰もいなかったが、ここでは大勢の家族連れが食事を楽しんでいる様子。
入り口の売店のような所でお風呂に入りたいと告げ、わずか70元(約210円)を支払って指差されたのがこちらの入り口。
右の女湯の入り口を入り、目の前の壁をL字に曲がったとたんにびっくり。
いきなり目の前に浴槽があり、大勢の裸のおばちゃんたちでにぎわっていたのだ。
台湾の温泉によくある、浴槽の周りの壁にベンチと棚が作り付けられ、仕切りがまったくない造りだが、入り口からの距離があまりに短いので度肝を抜かれる。
浴室の真ん中にある四角い浴槽は子供プールのように真っ青に塗られ、真ん中で二つに仕切られて入り口側が熱く、奥がちょっとぬるくなっている。
お湯はちょっと黄色味がかっていて、鼻を近づけると確かな硫黄の香りがする。強烈ではないが温泉らしく、湯温も適当でいい感じだ。
おばちゃんたちのにぎやかなおしゃべりに耳傾けつつ、ゆだったら奥にある小さな水風呂に入り、吹き抜けになったベランダ部分から下を流れる渓流を覗く。
涼んでまたお風呂に入ったら近くにいるおばちゃんに怒られた。
ここでは床を歩いて浴槽に入る際にはかならず洗面器で足を流してから入らなければいけないらしい。どうりで洗面器がカランのところではなく、浴槽の縁に置かれているわけだ。ローカル・ルール知らなくてすみません。
「らくだジャーナル」にもある通り、ここはどうもローカル御用達のようで相当ディープ。お湯はいいし、すごくおもしろかったが、いささかディープすぎてゆっくりはできなかったのでもう一軒はしごすることにした。
途中のベンチで休んでいる人もいる階段を上がり、バス道をちょっと先まで行ったたくさんの施設が集まっている一帯に行ってみる。
どこもちょっと和風を意識しているようだが
その中の「櫻崗」と言う店を選んでみた。
フロントで200元を支払って中に入ると、上にレストラン、階段を下りた先に浴室がある。
こちらはさすがに靴を脱ぐところがあり、小さいながらも浴室とは区切られたロッカー付きの脱衣所があって、浴室の方は日本のビジネスホテルの大浴場と言った感じ。
お湯に入ってみると40度ほどの適温。開け放たれた窓からは緑の景色と気持ちのいい風が入って快適だが、「天祥温泉」とは源泉が違うらしいお湯に特徴はほとんどない。ほんのわずか鉄くさいにおいがして、茶色い浮遊物が見られたが、まさか鉄パイプのさびではあるまいな。ゆっくりはできるが、やはりディープな方がおもしろい。
こちらのお湯も堪能し、外で涼みながら写真など撮っていたら中国語で何か話しかけられた。日本人なのでわからない、と言うと英語で「日本人なのになんでこんなところ知ってるの」と不思議がられた。
台北のすぐ郊外だし、日本人の多く住む天母の近くだけれど、外国人が来ることはあまりないのだろうか。
バスと地下鉄を乗り継ぎ、夕食を求めて雙連駅のまわりをうろうろしていたらいつのまにか寧夏路夜市に来てしまった。
ここもパワフルに食べ物屋台が並び、食べる人々もパワフルだが、実は夜市の屋台は落ち着かないのであまり好きではない。
そこで屋台の並ぶ通りに面した台南料理の店で
虱目魚(すごい名前)のつみれのスープに、碗粿という名物料理を食べてみる。
碗粿というのは米をすりつぶした汁に肉やしいたけを入れて蒸し上げたもの。ちまきの米粒がなくなったようなものだが、ういろうのような食感があまり好きではないのでこれはリピートはない。
口直しに雙連圓仔湯でかき氷を食べて、今日もよく遊んだ。
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駅前からバスに乗ると商店街やマンションが続くなか、突然と言う感じで急坂の山道に入る。くねくねと曲がる道の両側は急に緑になって、駅から15分ほどで目的地の「行儀路3」に到着。
本当にさっきまで街中だったのに、とびっくりするような山の中。バス停の前には温泉の看板を掲げた門がいくつもあって、ここが「行儀路温泉」。レストランに温泉がついているという、台湾独特の形態の店が並ぶエリアだ。
こぎれいそうな施設もたくさんあるが、ここは来た道をちょっと戻って
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台湾の温泉情報に関しては前にもご紹介した「湯けむり台湾紀行」と共に、「らくだジャーナル」という温泉紹介サイトをいつも参考にさせていただいている。こちらの管理人さんはかなりローカルなお湯がお好きなようで、この「天祥温泉餐廳」も気に入られたようなので来てみたのだ。
上の写真の門をくぐるといきなり急な階段が続いている。
ちらりほらりと上がってくる人とすれ違いながら降りていくと、遠くからはカラオケの音。下を覗きこむと大きな黒い瓦屋根が見え
降りきると目の前はレストラン。
門には誰もいなかったが、ここでは大勢の家族連れが食事を楽しんでいる様子。
入り口の売店のような所でお風呂に入りたいと告げ、わずか70元(約210円)を支払って指差されたのがこちらの入り口。
右の女湯の入り口を入り、目の前の壁をL字に曲がったとたんにびっくり。
いきなり目の前に浴槽があり、大勢の裸のおばちゃんたちでにぎわっていたのだ。
台湾の温泉によくある、浴槽の周りの壁にベンチと棚が作り付けられ、仕切りがまったくない造りだが、入り口からの距離があまりに短いので度肝を抜かれる。
浴室の真ん中にある四角い浴槽は子供プールのように真っ青に塗られ、真ん中で二つに仕切られて入り口側が熱く、奥がちょっとぬるくなっている。
お湯はちょっと黄色味がかっていて、鼻を近づけると確かな硫黄の香りがする。強烈ではないが温泉らしく、湯温も適当でいい感じだ。
おばちゃんたちのにぎやかなおしゃべりに耳傾けつつ、ゆだったら奥にある小さな水風呂に入り、吹き抜けになったベランダ部分から下を流れる渓流を覗く。
涼んでまたお風呂に入ったら近くにいるおばちゃんに怒られた。
ここでは床を歩いて浴槽に入る際にはかならず洗面器で足を流してから入らなければいけないらしい。どうりで洗面器がカランのところではなく、浴槽の縁に置かれているわけだ。ローカル・ルール知らなくてすみません。
「らくだジャーナル」にもある通り、ここはどうもローカル御用達のようで相当ディープ。お湯はいいし、すごくおもしろかったが、いささかディープすぎてゆっくりはできなかったのでもう一軒はしごすることにした。
途中のベンチで休んでいる人もいる階段を上がり、バス道をちょっと先まで行ったたくさんの施設が集まっている一帯に行ってみる。
どこもちょっと和風を意識しているようだが
その中の「櫻崗」と言う店を選んでみた。
フロントで200元を支払って中に入ると、上にレストラン、階段を下りた先に浴室がある。
こちらはさすがに靴を脱ぐところがあり、小さいながらも浴室とは区切られたロッカー付きの脱衣所があって、浴室の方は日本のビジネスホテルの大浴場と言った感じ。
お湯に入ってみると40度ほどの適温。開け放たれた窓からは緑の景色と気持ちのいい風が入って快適だが、「天祥温泉」とは源泉が違うらしいお湯に特徴はほとんどない。ほんのわずか鉄くさいにおいがして、茶色い浮遊物が見られたが、まさか鉄パイプのさびではあるまいな。ゆっくりはできるが、やはりディープな方がおもしろい。
こちらのお湯も堪能し、外で涼みながら写真など撮っていたら中国語で何か話しかけられた。日本人なのでわからない、と言うと英語で「日本人なのになんでこんなところ知ってるの」と不思議がられた。
台北のすぐ郊外だし、日本人の多く住む天母の近くだけれど、外国人が来ることはあまりないのだろうか。
バスと地下鉄を乗り継ぎ、夕食を求めて雙連駅のまわりをうろうろしていたらいつのまにか寧夏路夜市に来てしまった。
ここもパワフルに食べ物屋台が並び、食べる人々もパワフルだが、実は夜市の屋台は落ち着かないのであまり好きではない。
そこで屋台の並ぶ通りに面した台南料理の店で
虱目魚(すごい名前)のつみれのスープに、碗粿という名物料理を食べてみる。
碗粿というのは米をすりつぶした汁に肉やしいたけを入れて蒸し上げたもの。ちまきの米粒がなくなったようなものだが、ういろうのような食感があまり好きではないのでこれはリピートはない。
口直しに雙連圓仔湯でかき氷を食べて、今日もよく遊んだ。
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