Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

2011年6月の枡ざき

2011-06-25 23:04:22 | 食べ歩き
ごひいきの懐席「枡ざき」さん、はたと気付くとお節をいただいて以来半年もご無沙汰をしてしまった。

6ヶ月なんてあっという間、特に今年は3月から1月ほどは空白になってしまったような気がする。

相変わらず居心地のいいカウンター席でいただいた初夏のお料理。

 香りのいいアナゴの一口寿司からスタート。
 甘いウニの下には優しい味のズイキが隠れている。このズイキというもの、渋い食材だけれどなぜかとても好き。
 白和えはなんだっけ、右はお魚にゴマと青海苔をまぶしたもの。おいしい、おいしいと食べていて何のお魚だか、これも忘れてしまった
 初夏らしく枝豆の入っただし巻き卵
 白魚や湯葉の入ったサラダは職人技の細~い千切り。揚げたかぼちゃが甘くていいアクセント。
 今夜一番好きだったかもしれない、長芋のすり流し。とにかく、うまい。
 この季節、これが出ないわけにはいかない、鱧。
 いつもの通り、お造りの太っ腹なこと。
  
焼き物はまるでアフタヌーンティーみたいな2段皿で登場。鮎も初夏らしい。
 優しい味の炊き合わせ
 油物は変化球でいちぢくと胡麻豆腐のベーコン巻き。
胡麻豆腐とベーコンが意外にも良く合う。
 お酢の中を泳ぐ稚鮎をいただき
 タコはブドウとマンゴーソースでいただく。
  
そして登場した土鍋ご飯、本日はとうもろこしにとこぶしやらエビやら、その他いっぱい。毎度のことながら目に楽しく、舌においしい。

ふ~、今日もおかわりしちゃったよ、とお腹をさすっているとここからがまたすごかった。
 デザート1品目、フルーツトマト大福。
トマトがイチゴより甘く、炙り目が香ばしい。
 デザート2品目、さっぱりと青梅ゼリー。
 わー、今日は3つもデザートが来ちゃったよ、と3品目のケーキを食べていると「もう一つ、食べていただきたいものがあるんです」と4品目
 「これは何でしょう」とクイズまで出されてしまった。
答えは油揚げ包みのアイスクリーム!
でも黒蜜を含んだ油揚げはさらにきなこをまぶされてソフトかりんとうみたい。

いつもながら美しくおいしいこちらの食事、その上遊び心があるのが若々しくていい。

お腹は妊婦みたいになっちゃったけど、枡ざきさん、また次も楽しませてくださいね。


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コメント (2)
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