Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

2012年春の枡ざき

2012-03-10 18:42:42 | 食べ歩き
退院祝いを口実に御成門の「枡ざき」さんへ。

いつもの美しいカウンターにはもう一組、女性のお客さん。
おいしそうにお酒やワインを召し上がる横で、飲めないこちらはおいしいほうじ茶をいただきながら春の懐席を楽しませていただく。

 まずは素敵なコーヒーカップに入ったうにの茶わん蒸しでスタート。
 前菜はまるでおもちゃ箱のようなかわいらしさ。
 お椀はきれいなグリーンピースの池の中、レンコンの下に長いもの桜の花が隠れている。
 お造りのてっぺんに乗っているのは桜鯛で
 焼き物は桜鱒。
塩漬けの桜の乗ったお餅と一緒に桜の葉でくるまれているので、桜餅の香りがする!
 新玉ねぎの甘いソースの上には豚の角煮。
 竹の子を挟んだたいら貝は軽く燻製にされているので香ばしい。
 かつおの山かけには行者にんにくがきいて、ずるずるっといただくとろろがうまい。

そして毎回楽しみな土鍋ごはん。
  
今回は太刀魚にソラマメ、グリーンピース、ウド、竹の子、豆苗が入って、蓋を開けるとプーンと春の香りがする。

デザートには
 桃の求肥入り最中と
 南京餅とアールグレイのゼリー
 さらに文旦とイチゴをいただき、
 最後はきれいなグリーンの玄米茶。
この小さなお茶碗まで桜づくしで、この店のこういう遊び心が大好き。

今日は最後まで行きつけるかな、なんて心配は無用。ご飯のおかわりこそしなかったがすべて完食。
今年の花は寒くて遅れそうだが、一足先に春の味覚を満喫して、完全復活宣言。


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コメント (4)
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