Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

神田でパレスチナ料理 「アルミーナ」

2012-03-31 02:11:28 | 食べ歩き
関西に住む知人から「東京にしかないような変わった料理が食べたい」と難しい注文。

検索しまくったらこんなレストランが見つかった。

地中海レストラン 「アルミーナ」

地中海レストランと名乗っているが、東京でも珍しいパレスチナ料理の店。
目黒にはイスラエル料理屋があるが、心情的にやっぱりこっちでしょう。

ということでJR神田駅から徒歩5分。
 
シンボルマークがかわいい元気ビルに店はあるのだが、焼き肉屋の脇にある入り口が引っ込んでいてわかりにくい。入るとすぐに階段があって地下に下りていく。

入って見るとこの日はどこぞの外資系企業の多国籍軍が大勢来ていてそれほど広くない店内の半分を占拠。
奥の方のテーブルについてメニューをもらうと、今夜はベリーダンスがあるのでコースメニューだけとのこと。試してみたいアラカルトがあったのだが、仕方がないのでスペシャル・コース\4,000をお願いする。

 まず出てきたのはガーリックトーストとザータル。
 ヒヨコマメのスープはやさしい味。
レモンをたっぷり絞るとさっぱりしてさらにおいしい。
 サラダは歯ごたえがキシキシするハルミチーズ入り。
 そしてアラブ料理といえばはずせない、ヒヨコマメのホモスと茄子のムタバル。
ゴマペーストにちょっと苦みがあるが、ピタパンにつけて食べればヨルダンやシリアで食べた味。
 さらにおなじみ、ご飯のブドウ葉包みとファラフェル。
このファラフェルは小さすぎて味がよくわからない。
 メインはバスマティライスのピラフに乗った羊と鶏のケバブ。
どちらも柔らかくておいしいが、羊はいかにもの香りがするので苦手な人にはちょっと厳しいかも。
 デザートはセモリナとココナッツのケーキ。現地ほどではないがしっかり甘い。
一緒に出てくるお茶はシナモンとセージが入って、これがおいしい。

もともと癖が強すぎず日本人にも食べやすいアラブの料理、ここもほぼ現地のままの味だと思う。
ただしコースの料理はありきたりすぎてつまらない。
大体トルコやらアラブ系のレストランはベリーダンスを入れるのがお約束だが、落ち着いて食べられないので好きではない。

定番料理を食べた限りでは目黒のイスラエル料理「ピンクカミラ」に軍配が上がる。
しかしアラカルトメニューにはマンサフとかムジャダラなどパレスチナならではの料理もあるので、ここはベリーダンスのない静かな日にもう一度来てみたい。
  


にほんブログ村 グルメブログ 東京食べ歩きへ ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする