鳴子滞在2日目。
「ゆさや」をチェックアウトした後、荷物を預け、タオルをお借りしてすぐ隣の共同浴場「滝の湯」へ。
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入ると番台の上には渋い成分表の額がかかっているが、ゆさやのうなぎ湯がアルカリ性のお湯だったのに、すぐ隣のここは酸性の硫酸塩泉。あたり一帯には強い硫黄のにおいがして、いかにも温泉らしい。
共同浴場らしい脱衣場から扉を開けると大きな四角い湯船に上の樋からお湯がドバドバとそそがれ、仕切りの奥にももう一つ小ぶりの浴槽がある。
かけ湯をして大きな方に入ろうとするとこちらはかなり熱い。すると先客のおばちゃんが「小さい方がぬるいよ」と教えてくれたので適温のそちらから入浴。
源泉は同じはずなのになぜか奥の方が濁りが強い。浴槽は出入りするのに苦労するほど深いが、首までどっぷり浸かって、極楽、極楽。
平日の昼間とあって相客も少なく、ゆっくり滝の湯を堪能したらまた「ゆさや」さんに戻ってコーヒーを一杯。
この「ゆさや」で驚いたのは湯上りにいただいたお水のおいしさ。鳴子の山の水らしいのだが、水の味に鈍感な自分でもわかるほど甘いお水。だからコーヒーもおいしい。
震災の時も鳴子は水もお風呂も苦労せずに済んだ、ただ電気が来なかったのが大変だった、とは地震から1年後の宿の人のお話。
「ゆさや」さんには南三陸の人たちが3か月も避難していたのだそうだ。
お昼近くになり、激しく降り出した雪の中、タクシーを呼んでもらって川向こうの農家レストラン「土風里(どっぷり)」へ。
築100年の民家を移築・改装したという建物は立派な梁が見事。旧暦のためまだ飾られているお雛様は鳴子らしくこけし雛だ。
前日までに予約が必要なこのレストラン、電話をしてもずっと留守電で通じず気をもんだが、雪の深い時期は営業していなかったとのこと。やっと再開したばかりというこの日は平日でも3組のお客さん。辺鄙な場所なのに人気がある。
お料理は農家レストランなのでもちろん野菜づくし。
お母さんの手作り風だが、味が重ならないよう工夫され、どの皿もやさしい味付けで実においしい。
さらにこの店ではどぶろくを作っているので
デザートはどぶろくプリン。ただしこれはアルコール探知機の自分が食べても顔が赤くならないので、車を運転する人でも大丈夫だそう。
お店の方たちもとても感じよく、本当にレストランに来たというよりもお料理の上手な知り合いのお家に遊びに来たよう。人気があるのもうなずける。
雪の中をまた車を呼んでもらって、次は東鳴子へ。
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かけ湯をして大きな方に入ろうとするとこちらはかなり熱い。すると先客のおばちゃんが「小さい方がぬるいよ」と教えてくれたので適温のそちらから入浴。
源泉は同じはずなのになぜか奥の方が濁りが強い。浴槽は出入りするのに苦労するほど深いが、首までどっぷり浸かって、極楽、極楽。
平日の昼間とあって相客も少なく、ゆっくり滝の湯を堪能したらまた「ゆさや」さんに戻ってコーヒーを一杯。
この「ゆさや」で驚いたのは湯上りにいただいたお水のおいしさ。鳴子の山の水らしいのだが、水の味に鈍感な自分でもわかるほど甘いお水。だからコーヒーもおいしい。
震災の時も鳴子は水もお風呂も苦労せずに済んだ、ただ電気が来なかったのが大変だった、とは地震から1年後の宿の人のお話。
「ゆさや」さんには南三陸の人たちが3か月も避難していたのだそうだ。
お昼近くになり、激しく降り出した雪の中、タクシーを呼んでもらって川向こうの農家レストラン「土風里(どっぷり)」へ。
築100年の民家を移築・改装したという建物は立派な梁が見事。旧暦のためまだ飾られているお雛様は鳴子らしくこけし雛だ。
前日までに予約が必要なこのレストラン、電話をしてもずっと留守電で通じず気をもんだが、雪の深い時期は営業していなかったとのこと。やっと再開したばかりというこの日は平日でも3組のお客さん。辺鄙な場所なのに人気がある。
お料理は農家レストランなのでもちろん野菜づくし。
お母さんの手作り風だが、味が重ならないよう工夫され、どの皿もやさしい味付けで実においしい。
さらにこの店ではどぶろくを作っているので
デザートはどぶろくプリン。ただしこれはアルコール探知機の自分が食べても顔が赤くならないので、車を運転する人でも大丈夫だそう。
お店の方たちもとても感じよく、本当にレストランに来たというよりもお料理の上手な知り合いのお家に遊びに来たよう。人気があるのもうなずける。
雪の中をまた車を呼んでもらって、次は東鳴子へ。
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