Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

高輪でチベット料理 「レッサムフィリリ」

2012-03-21 23:32:38 | 食べ歩き
私設「ブータン友の会」が快気祝いをしてくださるというので高輪のネパール・チベット料理店「レッサムフィリリ」へ。

品川の駅から泉岳寺方面へ10分ほどのところ、国道から折れたところにいかにもネパールの木彫りの外観。


店内はそれほど広くはないが、壁にはマンダラ、あちらこちらに仏像も置かれて、オーナーは仏教徒かしら。

「ブータン友の会」なので、「ヤク肉はないのか」なんていいながらまずはおつまみを注文。

 ブトワはラムのスパイシー炒め。ピリ辛の羊はおいしい。
 チョエラはチキンのニンニク生姜炒めということだったけれど、これは辛い!辛さに容赦なし。
 チベット料理の定番、モモ。
チベット本土のはもっとでかくて肉肉しいが、ネパールのモモはお上品な大きさで味も上品。

そして本日の主役はギャコックというチベットの鍋。
 
ピカピカの銅のお鍋の真ん中の煙突には炭が入っていて、中には白菜、えのき、ニンジン、じゃがいもがぎっしり、さらにこの下には鶏肉と豚のスペアリブが隠れている。

スープもしっかりお肉のだしが出て、最後に春雨を入れるとこれがスープを吸ってすごくおいしい。

しかしこのギャコック、カトマンズでは確かに「チベット風鍋」として食べたことがあるが、チベット本土ではこんなしゃれた鍋がでてきたことはない。おととし東チベットで食べた鍋はもっと普通の鍋だったし、その前にラサでこんな炭の入った鍋が出てきた時は北京風の羊肉しゃぶしゃぶだった。

食文化が発達しているとは言い難いチベット料理がネパールで進化したというべきか。

ともかく、おいしい料理と楽しい食卓は最高の薬。
「ブータン友の会」のみなさま、ありがとうございました。


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コメント (5)
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