Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ミャンマー周遊 7 まだまだバガンの寺院めぐり

2013-03-04 15:42:07 | 東南アジア
1月18日 続き

料理教室終了後、包んでもらった料理の強烈なニンニクの香りとともに(笑)車は町を離れてミンナントゥ村へ向かう。

 昔ながらの農村が観光客に家を見せることでいくばくかの収入を得ているらしい。

 一軒ごとの敷地はかなり広く、住居の他に家畜小屋、作業小屋などが幾棟か並ぶ。
  
暑い国らしく竹を編んだ壁に囲まれた家は風通しが良さそう。
 商店もこんな造りだが、今時分(冬)の朝晩はかなり寒いだろう。

 
軒先ではちょっとした手織り布なども売っていたが
 最近は庭先で干していたナツメが中国にいい値で売れるらしい。 
 

村を一通り見学したら、再び寺院めぐり開始。

 シカラが3つ並ぶ珍しい造りは13世紀建立のパヤトンズゥ寺院。
内部は千仏画とジャータカ物語で埋め尽くされている。

  
外部の漆喰装飾も残るのはナンダマニャ寺院。
この内部にも13世紀からの壁画が残っているが、だいぶ黒く変色してしまっている。

次に向かったのはバガンで最も大きいというダーマヤンジー寺院。
 12世紀の建物だが、頭部がピラミッドのようになっているのは意図したわけではなく、本来その上に乗るべきシカラが未完成だったか、崩れてしまったかららしい。

   
このお寺にも四方に向かって仏像が安置されているが
 
西向きは珍しく双子(ロンプラによるとお釈迦様と弥勒菩薩)の仏様、裏面には寝仏もいらっしゃる。

最後に立ち寄ったのはこれも大きなスラマニ寺院。
  
 
このお寺も各方位に向かって仏様が座り
 
壁には壁画もあるが、12世紀の建立よりもだいぶ後に描かれたとおぼしき絵はまるで子供の絵のよう。
天井にわずかに残る装飾がかなりいい感じなので残念、と思って回廊を回るとなんと

一面だけ古い壁画が見事に残っている。

ここは写真撮影が許可されていたのはラッキー



優雅な絵にはユーモアも漂い、すべての壁面がこのような絵で飾られていた建立時はどれだけ見事だったことだろう。

 ホテルの庭からエラワジ川の夕景を見ながら余韻を味わった。


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コメント
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