Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ミャンマー周遊 15 ピンダヤ

2013-03-30 17:29:03 | 東南アジア
1月22日

朝の飛行機でマンダレーを発ち、シャン州のヘーホーへ。

  
30分の飛行はエア・マンダレーで。フリーシーティングで一番前に座ったらCAさんが目の前。制服もかわいい。

 到着したヘーホーは小さな田舎空港。
迎えの車に乗って早速観光に出発。

車は北へ向かうが、走り出した途端に今までいた中部平原とは景色が全く違うことに気がつく。
  
これまでの景色が茶色い平面だったのに比べ、柔らかい起伏に畑がカラフルなパッチワークを描き
 なんと桜まで咲いているではないか。
もうこの景色だけでシャン州を気に入る。

  
ぎっしり乗った耕運機トラックの乗客はカラフルなスカーフを頭に巻き、シャン・バッグと呼ばれる頭陀袋を本当にみんな肩からかけているのが面白い。
 我らがドライバー氏もシャン・パンツを着用。幅広パンツは快適そうだ。

 途中にはミカンの産地があり、道端には露天が並ぶ。
でもこのおばちゃんの所のミカンは種が多くてちょっとぼけた味だった。

次に車が止まったのはやはり道端のこちらのお店。
 
たくさん並んだ袋の中はページョーというヒヨコ豆の揚げ物。これがパリパリと軽く揚がり、プレーンな塩味ですごくおいしい。  
 
裏でお姉さんが揚げていたのはこれも豆粉のお菓子。こちらは甘くてかなり油っこい。 
そしておばちゃんが持っているのは自家製と言うお茶の葉の漬物、ラペットゥ―。味見させてもらうと、これが今まで食べた中でも一番おいしい。日持ちもするというので同行者と半分こすることにしてお買い上げ。ヤンゴンっ子のガイドさんも買い込んでいたが、シャン州はお茶の産地なのでさすがに味が違うんだそうだ。

やがて車は小さなピンダヤの村に到着。
ちょうど昼時ということで今日も一麺、またも道端の屋台店に寄ってもらう。
 
 
本場のシャン・カオスエはあっさりと食べやすくてもちろんおいしいが、それ以上においしかったのは揚げ豆腐。ヒヨコマメでできた揚げ豆腐は外がカリカリ、中はねっとりとして、これをまたヒヨコマメのペーストや香草を加えたピリ辛のタレにつけて食べるとうまーい!

喜んで食べていると賢そうなお姉ちゃんと弟がお母さんの麺を食べに来た。
 
さらに子守中のおじいちゃんがやって来て、我々が日本人と知ると「去年は40人ぐらいの日本人がこの村に来たよ」と教えてくれる。なんでもどこかの大学からホームステイにやってきてしばらく滞在していたらしい。
お姉ちゃんに「日本に行きたい?」と聞いたら、「遠いからいやだ」って。

さらに近所で仕事をしていたお姉さんたちがお昼をしにやってきた。
 
揚げ豆腐を注文して、あとは持ってきたお弁当をみんなでシェアするんだそうな。なんだか楽しそう。

昼食の後、やっと目的地であるピンダヤの洞窟寺院へ。
 本来は下の村から階段を上ってくるべきなのだろうが、いつものごとく車で乗り付け、右手に見えるエレベーターへ。
 
エレベーターおじちゃんの操作で上へ上がれば、下から続く階段と周りの景色が良く見える。

 到着したところには立派なホールがあり、階段を上がると
  
 
洞窟の中に金色の仏様がぎっしり。

あまりにも多くの仏像が密集して置かれているので初めはわからないが、迷路のような通路をすり抜けていくと洞窟は奥へ奥へとかなり広い。
 

8000体以上もあるという仏像は18世紀ごろから置かれているらしいが、ミャンマーでは美しく修復することが功徳と考えられているのでどれもぴかぴか。しかも次々と新たに置かれるものだけではなく、修復したものにまで最近の寄進者の名前が書きこまれているので一見どれが古いものだかよくわからない。
しかしよく見ればなかなか味わい深い仏様もあり
 
  
とにかくこの熱意には圧倒される。

洞窟寺院を出たら参道のお土産屋さんをひやかしてみる。
 
シャン州特産のお茶とお茶請けを売っている店が多いが
 
気前よく試食させてくれるのはどこの店も一緒。蟻んこのふりかけみたいなものも試食したと思うが、どんな味だったか、忘れてしまった

ちなみにここで買ったシャンのお茶、飲みやすいウーロン茶のようでとてもおいしかった。
もっといっぱい買ってくれば良かった。


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コメント (6)
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