Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ミャンマー周遊 13 インワ

2013-03-26 15:13:24 | 東南アジア
1月21日 続き

エラワディ川に架かる橋は有事の際は重要な戦略拠点。
 第二次大戦中は日本軍の侵攻を止めるため破壊されたので、現在かかる2本の橋はもちろん戦後にかけられたもの。

橋を渡ったら小さな船着場から渡し船に乗り、今度はエラワディ川の支流を渡る。
 渡った先がマンダレーやアマラプラ以前に王都だったインワ。

  
船着き場にはにこやかなお兄さんが待っていて、上がるとそこは木陰のレストラン。

ツーリスト向けのメニューには残念ながらあまりそそられるものはないが、200円もしないから大した量じゃなかろうと「野菜天ぷら」を頼んだら
 こんなに来ちゃった。
 
焼きビーフンも野菜炒めもてんこ盛り。

大量の昼食と格闘し、あえなく敗北してしばらく休んでいるとしょぼくれた馬車が一台やってきた。
 ここインワでは馬車に乗って観光するのがお約束。
なのでこの小さな馬に御者を含めて4人を運んでもらわなければならない。

 元王都のインワには修復された城壁もあることはあるが
 
道端では住民がおしゃべりしていたり、牛が木に一頭づつつながれていたり。
 
田んぼの間に遺跡が見え隠れはするが、道を牛車と馬車がすれ違うのんびりした田舎の村だ。

そんな光景を眺めながら到着したのはバガヤ僧院。
 
ここもサレーやマンダレー同様、19世紀半ばに建てられたチーク材の建物。
  
 
木彫こそマンダレーほど華やかではないが、本堂の柱は高くて立派。

そして次々に訪れる観光客にもかかわらず、お堂の隅では子供たちがお勉強中。
 
一番奥に座るお坊さんの先生はこわそうだけれど、小さい子たちはなんだか自由気まま。
君たち、まじめに勉強したまえよ。

 
  
ヤシの木に囲まれたかわいい遺跡にも立ち寄りながら、馬車は城壁の中へ入る。
 城壁の中もバナナ畑が続いていたりするのだが。

そんな中に残っているのがマハーアウンメーボンザン僧院。
 
やはり19世紀の半ばに建てられた僧院だが、時の王妃が建立したレンガ造りの大きな建物。
中は一体の新しそうな仏像を除きがらんとしているが
 
僧院の裏手からはエラワディ川とその対岸のサガインが見えて景色がいい。

建物の陰にはおデート中のカップルなどもいて、アルジェリアではローマ遺跡でデートしていたけど、ミャンマーではお寺でデートなのね。

 たくさんの馬車が集まる船着き場からまた川を渡って、マンダレーに帰ろう。


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コメント (2)
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