8月13日
朝、宿の息子に案内されてヤン村を散歩。
村の中は風よけのためだろうか、家はもちろん、畑もすべて石塀に囲まれている。
ちょっとした広場に面した白い壁はムバラキ・ワハーニー博物館。
ムバラキ・ワハーニーとは19世紀末の神秘主義者、天文学者、詩人だったという地元の偉人で、宿のオーナーはその子孫にあたるとか。
内部にはワハーニーの資料と、あとは民俗博物館のような展示物がある。
ワハーニーが作ったという人型の楽器の説明をするのは博物館の管理人、首が2つある楽器を弾いて見せたのはワハーニーの子孫たる宿の息子。
初めはまじめくさっていた管理人のおじちゃん、だんだん調子が出てきてこんなポーズまで決めてくれた。
村を一回りしたら荷物は宿に置いたまま、車に乗って道をちょっと戻る。
村はずれの草地ではお姉さんたちが山羊の番。
月光仮面スタイルのお姉ちゃんを撮っていたら山羊にガン飛ばされた。
この先でパンジ川沿いの道を外れ、段々畑など見える山道をぐんぐん上がって行く。
やがて見えてくるのは12世紀のヤムチュン砦。
崩れてはいるがまだ砦らしい壁の跡が見える。
砦の対岸の景色も素晴らしい。
ここからさらに山道を行くと白い建物が見えてくる。
これが今回の旅2つ目の温泉、標高3155メートルにあるビビ・ファティマ温泉。
入口の壁には成分表らしきものがあり、白衣を着た係員などいて温泉療養所らしい。ここの浴場は一つしかないので男女は30分づつの交代制。
建物は岩の間を流れる激流をまたぐ形で建てられている。到着するとちょうど女性の入浴タイムだったので早速中へ。
内部は川をまたいでいる部分が更衣室になっており、ベンチと壁に荷物掛けの釘があるだけのシンプルな造りながら清潔。地元のおばちゃんやらお姉さんたちで大にぎわい。
でここで服を脱いで、階段を10段ほど降りた先は洞窟のようになっており、10人ほどでいっぱいになる浴槽には岩肌からお湯が滝のように落ちている。
この写真はネットから拝借したのでムサイおじさんたちが入浴しているが、実際にはきれいなタジク人のお姉さんたちも裸で入浴中
お湯は無色透明でにおいもないが肌に柔らかく、温度は40℃ほどの最適温。
滝のところではおばちゃんたちが肩や腰にお湯を当てていて、こっちの人も打たせ湯をするんだ、とうれしくなる。
滝のお湯を飲んでいる人もいるので真似してみると、これまた癖がなくとてもおいしいお湯。
さらに岩の壁には穴が一つあって、中の小石を拾うと子宝に恵まれると言われているそうな。
手を伸ばしてもまったく底には届かず、「それじゃ無理よ」と言うガイドさんがよじのぼると穴にすっぽり入ってしまった。アメリカ人と婚約中のガイドさん、これで子宝はばっちりだ。
ガラム・チャシュマの硫黄泉もよかったが、ここのお湯もすばらしく、タジキスタンの温泉にぞっこん。
本当ならこのコースでは3つの温泉に入れるはずだったが、もう一つの温泉はがけ崩れで今年は行けなくなってしまったとのこと。残念!
男性陣と交代をして、待っている間に管理人室を覗くとビスケットや缶詰と一緒にちょっとしたお土産を売っている。
刺しゅうを施したパミール帽は平べったいのが女性用、高さがあるのが男性用。
ワハーニー博物館でも売っていたビーズのチョーカーは上の2つをお買い上げ。
とすっかり温泉を堪能し、昼食のために宿へ戻る。
すると我々に慣れたらしい宿の孫娘が弟を引き連れて歌を歌い始めた。
お姉ちゃんの言いなりの弟がかわいい!
やさしいおじいちゃん、お世話になりました。
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朝、宿の息子に案内されてヤン村を散歩。
村の中は風よけのためだろうか、家はもちろん、畑もすべて石塀に囲まれている。
ちょっとした広場に面した白い壁はムバラキ・ワハーニー博物館。
ムバラキ・ワハーニーとは19世紀末の神秘主義者、天文学者、詩人だったという地元の偉人で、宿のオーナーはその子孫にあたるとか。
内部にはワハーニーの資料と、あとは民俗博物館のような展示物がある。
ワハーニーが作ったという人型の楽器の説明をするのは博物館の管理人、首が2つある楽器を弾いて見せたのはワハーニーの子孫たる宿の息子。
初めはまじめくさっていた管理人のおじちゃん、だんだん調子が出てきてこんなポーズまで決めてくれた。
村を一回りしたら荷物は宿に置いたまま、車に乗って道をちょっと戻る。
村はずれの草地ではお姉さんたちが山羊の番。
月光仮面スタイルのお姉ちゃんを撮っていたら山羊にガン飛ばされた。
この先でパンジ川沿いの道を外れ、段々畑など見える山道をぐんぐん上がって行く。
やがて見えてくるのは12世紀のヤムチュン砦。
崩れてはいるがまだ砦らしい壁の跡が見える。
砦の対岸の景色も素晴らしい。
ここからさらに山道を行くと白い建物が見えてくる。
これが今回の旅2つ目の温泉、標高3155メートルにあるビビ・ファティマ温泉。
入口の壁には成分表らしきものがあり、白衣を着た係員などいて温泉療養所らしい。ここの浴場は一つしかないので男女は30分づつの交代制。
建物は岩の間を流れる激流をまたぐ形で建てられている。到着するとちょうど女性の入浴タイムだったので早速中へ。
内部は川をまたいでいる部分が更衣室になっており、ベンチと壁に荷物掛けの釘があるだけのシンプルな造りながら清潔。地元のおばちゃんやらお姉さんたちで大にぎわい。
でここで服を脱いで、階段を10段ほど降りた先は洞窟のようになっており、10人ほどでいっぱいになる浴槽には岩肌からお湯が滝のように落ちている。
この写真はネットから拝借したのでムサイおじさんたちが入浴しているが、実際にはきれいなタジク人のお姉さんたちも裸で入浴中
お湯は無色透明でにおいもないが肌に柔らかく、温度は40℃ほどの最適温。
滝のところではおばちゃんたちが肩や腰にお湯を当てていて、こっちの人も打たせ湯をするんだ、とうれしくなる。
滝のお湯を飲んでいる人もいるので真似してみると、これまた癖がなくとてもおいしいお湯。
さらに岩の壁には穴が一つあって、中の小石を拾うと子宝に恵まれると言われているそうな。
手を伸ばしてもまったく底には届かず、「それじゃ無理よ」と言うガイドさんがよじのぼると穴にすっぽり入ってしまった。アメリカ人と婚約中のガイドさん、これで子宝はばっちりだ。
ガラム・チャシュマの硫黄泉もよかったが、ここのお湯もすばらしく、タジキスタンの温泉にぞっこん。
本当ならこのコースでは3つの温泉に入れるはずだったが、もう一つの温泉はがけ崩れで今年は行けなくなってしまったとのこと。残念!
男性陣と交代をして、待っている間に管理人室を覗くとビスケットや缶詰と一緒にちょっとしたお土産を売っている。
刺しゅうを施したパミール帽は平べったいのが女性用、高さがあるのが男性用。
ワハーニー博物館でも売っていたビーズのチョーカーは上の2つをお買い上げ。
とすっかり温泉を堪能し、昼食のために宿へ戻る。
すると我々に慣れたらしい宿の孫娘が弟を引き連れて歌を歌い始めた。
お姉ちゃんの言いなりの弟がかわいい!
やさしいおじいちゃん、お世話になりました。
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