Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

’13秋の福島 4 浄土平と高湯温泉

2013-10-16 13:15:21 | 国内旅行
10月7日

相模屋の大女将さんに見送られて、10:55発の磐梯吾妻スカイライン定期バスに乗り込む。

この路線は5年前の4月にも逆回りで乗ったが、その時は天気が悪くて周りの景色が何も見えなかった。
今回は幸いにして快晴、まわりの山も、遠くの猪苗代湖もよく見えたが、定期バスなので写真を撮る暇もなく、30分ほどで浄土平に到着。

バスはこの後福島駅まで戻るが、出発まで1時間15分ある。
そこでまずは目の前の吾妻小富士のてっぺんまで、100メートル登る。
  
階段が作られているし、結構なおじちゃん、おばちゃんも登っているのでと甘く見たら、これが結構きつかった。
息を切らしつつ登りきると目の前には大きな噴火口の跡。
 眼下の駐車場には平日というのに車がいっぱい。観光バスの団体さんも次々にやってくる。

レストハウスの脇からは湿原の上に散策路が作られている。
  
 
標高1600メートルのここでは草も吾妻小富士の山腹も紅葉してとてもきれいだ。

 レストハウス前で売っていたお餅の入った揚げドーナッツを食べたらバスは出発。

途中、ヘリでCM撮影中だからと5分ほど止められながらまた30分で高湯温泉に到着、ここでバスを降りる。

ここで何か軽く食べようかと思っていたが、まわりには温泉旅館以外の店は全くない。ドーナッツを食べておいてよかった。
しかも立ち寄らせてもらおうと目星をつけておいた旅館の日帰り入浴時間は14時までだが、受付は13時まででバスの到着は13時20分。それはないだろう~。

しかたがないのでバス停の目の前にある共同浴場、「あったか湯」へ。
 
入ると広々とした休憩所があり、自動販売機で250円の入湯券を買って係りの人に渡し、階段を下りると浴室がある。
 入浴客が絶えないのでこの写真はHPからお借りしたが、10人は入れる岩風呂にこれぞ高湯の真っ白なお湯がたっぷり。ガスの濃度が高いために半露天しか作れなかったというほど硫黄の香りも濃厚。完全かけ流しと言うお湯は43℃ほどに管理されていて、共同浴場でもお湯は新鮮。
入っているお客さんも観光客ばかりのようだが、温泉好きとみえてみなさん静かにお湯を楽しんでいる。
設備もきれいだし、ここは予想以上に良かった。
 
駐車場から下を覗くとすぐ脇の源泉からお湯が引かれていて、これだけ近いからお湯の質がいいのだ。

1時間ちょっとの高湯滞在で、路線バスで福島駅へ。
駅前のスーパーや売店でお土産を物色。
 
みそぱんはみそ味の蒸しパン、紅葉漬けは鮭の麹漬けで塩辛のようにごはんが進む。
 麦せんべいは南部せんべいに似ているがもっと固くてちょっと甘い。 

そして旅の終わりも駅弁。
 
プラスチックながら会津塗の立派な2段弁当は1100円。値段の割におかずがちょっとさびしいけれど栗も入って満足。

一人温泉も楽しくてやめられない。


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コメント (2)
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