8月12日
本日も快晴。
ホルグの町はずれには橋があり、これを渡ればアフガニスタン。対岸はこのあたりでは一番大きな町のようで、夜もぽつぽつと明かりが見えた。
ホルグにはアフガニスタンの領事館もあり、ここで申請すればビザはわりに簡単に取れるらしい。川の両岸に住んでいるのは同族だし、探せばきっと対岸での移動や宿泊を手配できるエージェントがいるにちがいない。
わくわくしながらそんなことを話していると、タジキスタン人のガイド曰く「私も対岸に行ってみたい。でも最近カナダ人の旅行者が個人で入国し、奥まで入り込んで殺されてしまった」とか。川のこちら側から眺めている分には平和そうなんだがなあ。
町の中心にあるバザールへ。
ホルグは広大なゴルノ・バダフシャン州の州都なので、ごちゃごちゃしているが一応の活気はある。
屋根付き食品市場の中はきれいだが、辺境とあって野菜類はこれまでに比べてぐっと種類も量も少ない。
その代り作りたての乳製品を売っているおばちゃんたちが何人もいて、カイマックがおいしそうなので少し買ってみたが、暑さで味見をする前に溶けてしまった。残念。
お肉の搬入もこのワイルドさ。
パミール独特のアクセサリーや手編みの靴下を売っているおばちゃんも一人だけいたが
いろいろ売られている日用品はパキスタンから入ったものだろうか、ロシア語や中国語ではなかった。
離れる前に高台からホルグの町を一望。
眼下を流れる川はグント川、これもすぐにパンジ川に合流する。
そのパンジ川沿いを今日も走る。
ホルグを出て46キロ、次に立ち寄ったのはガラム・チャシュマ。
ここはタジキスタン有数の温泉保養地で、左手の塀の向こうが温泉、右手の木立の中には立派なサナトリウムが建っている。
今回このタジキスタンのツアーに参加したのも、もちろんワハーン回廊が見たかったのが一番の理由だが、この温泉がいいと聞いたのも大きかった。
なにしろ塀の向こうからのぞく大きな抽出物の下には、こんな露天温泉があるのだ。
温泉の写真は絵葉書から
しかしこの魅惑的な露天風呂には一つ問題があって、裸で入るこちらの温泉、男女は時間ごとの入れ替え制。
で10時半に到着してみるとなんと、
女性の入浴タイムは終わったばかりだった。え~ん
ただ幸いにしてここには男女別の内湯もあって、こちらはいつでも入れるというので、露天は男性陣に譲って内風呂へ。
この緑の屋根の下、こちらが女湯、反対側が男湯の入り口。
中に入ってみると片側にはベンチ、反対側には10人ほどが入れる大きさの浴槽があるだけというシンプルさ。
しかしお湯は薄青く白濁し、硫黄のにおいがプンプン。向こうの穴から入って下に落ちる完全かけ流しで、43、4℃と熱いので長くは入っていられないが、噂にたがわぬ素晴らしいお湯。
浴槽の底には沈殿物も少しあったが、露天の方ではこれを体に塗っていたとか。内湯の方には残念ながらそこまで溜まっていなかった。
露天も入ってみたかったが、内湯好きなのでこちらにも大満足。
後ろ髪引かれつつ、飛騨高山の温泉に入ったことがあるというイタリア人のお姉ちゃんたちと交替。
この素晴らしい温泉、外国人の入湯料は20ソモ二(約400円)だが、地元民はなんと無料とか。
ここで1週間ぐらい湯治がしたいものだが、しぶしぶ1時間ほどで引きあげた。
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本日も快晴。
ホルグの町はずれには橋があり、これを渡ればアフガニスタン。対岸はこのあたりでは一番大きな町のようで、夜もぽつぽつと明かりが見えた。
ホルグにはアフガニスタンの領事館もあり、ここで申請すればビザはわりに簡単に取れるらしい。川の両岸に住んでいるのは同族だし、探せばきっと対岸での移動や宿泊を手配できるエージェントがいるにちがいない。
わくわくしながらそんなことを話していると、タジキスタン人のガイド曰く「私も対岸に行ってみたい。でも最近カナダ人の旅行者が個人で入国し、奥まで入り込んで殺されてしまった」とか。川のこちら側から眺めている分には平和そうなんだがなあ。
町の中心にあるバザールへ。
ホルグは広大なゴルノ・バダフシャン州の州都なので、ごちゃごちゃしているが一応の活気はある。
屋根付き食品市場の中はきれいだが、辺境とあって野菜類はこれまでに比べてぐっと種類も量も少ない。
その代り作りたての乳製品を売っているおばちゃんたちが何人もいて、カイマックがおいしそうなので少し買ってみたが、暑さで味見をする前に溶けてしまった。残念。
お肉の搬入もこのワイルドさ。
パミール独特のアクセサリーや手編みの靴下を売っているおばちゃんも一人だけいたが
いろいろ売られている日用品はパキスタンから入ったものだろうか、ロシア語や中国語ではなかった。
離れる前に高台からホルグの町を一望。
眼下を流れる川はグント川、これもすぐにパンジ川に合流する。
そのパンジ川沿いを今日も走る。
ホルグを出て46キロ、次に立ち寄ったのはガラム・チャシュマ。
ここはタジキスタン有数の温泉保養地で、左手の塀の向こうが温泉、右手の木立の中には立派なサナトリウムが建っている。
今回このタジキスタンのツアーに参加したのも、もちろんワハーン回廊が見たかったのが一番の理由だが、この温泉がいいと聞いたのも大きかった。
なにしろ塀の向こうからのぞく大きな抽出物の下には、こんな露天温泉があるのだ。
温泉の写真は絵葉書から
しかしこの魅惑的な露天風呂には一つ問題があって、裸で入るこちらの温泉、男女は時間ごとの入れ替え制。
で10時半に到着してみるとなんと、
女性の入浴タイムは終わったばかりだった。え~ん
ただ幸いにしてここには男女別の内湯もあって、こちらはいつでも入れるというので、露天は男性陣に譲って内風呂へ。
この緑の屋根の下、こちらが女湯、反対側が男湯の入り口。
中に入ってみると片側にはベンチ、反対側には10人ほどが入れる大きさの浴槽があるだけというシンプルさ。
しかしお湯は薄青く白濁し、硫黄のにおいがプンプン。向こうの穴から入って下に落ちる完全かけ流しで、43、4℃と熱いので長くは入っていられないが、噂にたがわぬ素晴らしいお湯。
浴槽の底には沈殿物も少しあったが、露天の方ではこれを体に塗っていたとか。内湯の方には残念ながらそこまで溜まっていなかった。
露天も入ってみたかったが、内湯好きなのでこちらにも大満足。
後ろ髪引かれつつ、飛騨高山の温泉に入ったことがあるというイタリア人のお姉ちゃんたちと交替。
この素晴らしい温泉、外国人の入湯料は20ソモ二(約400円)だが、地元民はなんと無料とか。
ここで1週間ぐらい湯治がしたいものだが、しぶしぶ1時間ほどで引きあげた。
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