8月13日 続き
ヤン村を出てすぐに今度はヴァンと言う村がある。
この村の裏手の岩山をよじ登ると
4世紀に作られたという仏塔と、まわりには修行僧のための洞窟の跡が見える。
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同じような景色ながら、ここも眺めが素晴らしく
眼下の畑がきれいだ。
パミール川とワハーン川が合流してパンジ川になる地点を過ぎれば次の宿泊地ランガール。
ヤン村からいくらの距離でもないので午後3時半には着いてしまった。
今夜の宿はヨドゴールさんの家。
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細長い建物の手前に家族の部屋、奥に宿泊のための部屋があり、水洗トイレも完備。
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パミール式の大きな部屋を4人に割り当てられたので四方に一人づつおさまった。
一休みしたところでランガール村の散策へ。
標高2800メートル、人口2000人弱の静かな村。
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おばあちゃんはちゃんとパミール帽をかぶり、ビーズのチョーカーをしている。
この村は昔から中国とインドの通商ルート上にあり、そのため多くの人が行きかって岩に落書きを残し、古いものは青銅器時代までさかのぼる岩刻画が6000近くも残っている、と誇らしげな碑文があるのだが
どれがいつの時代のものやら、最近彫られたらしいキリル文字の落書きも多くてかなり残念な状態。
村の中でまたアポなし家庭訪問をさせていただくことになった。
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伝統的な作りの室内は家具もほとんどないがとてもきれいに整えられていて、突然の来訪者を招き入れることなど考えられもしない我が家とは大違い。
しかし明治時代に日本を訪れた外国人は畳の部屋に同じような感動を得ていたことを思い出す。
ところでこの家の住人はおじいちゃんと赤ん坊を抱いたおばあちゃん。あとは近所の人だが、このあたりではどこでも隣人が我が家のように出入りするので誰が家族だが紛らわしい。
で赤ちゃんの両親はというと、子供を祖父母に預けてロシアに出稼ぎ中とのこと。
中央アジア最貧国のタジキスタンではよくある話で、しかも出稼ぎ先ではロシア人に暴力を振るわれることも多いとか、なんだか中国奥地の農村地帯とそっくりだ。
ランガール村にも電気は来ているが、夕食時から停電して朝まで点かなかった。
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ヤン村を出てすぐに今度はヴァンと言う村がある。
この村の裏手の岩山をよじ登ると
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4世紀に作られたという仏塔と、まわりには修行僧のための洞窟の跡が見える。
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同じような景色ながら、ここも眺めが素晴らしく
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眼下の畑がきれいだ。
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ヤン村からいくらの距離でもないので午後3時半には着いてしまった。
今夜の宿はヨドゴールさんの家。
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細長い建物の手前に家族の部屋、奥に宿泊のための部屋があり、水洗トイレも完備。
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パミール式の大きな部屋を4人に割り当てられたので四方に一人づつおさまった。
一休みしたところでランガール村の散策へ。
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標高2800メートル、人口2000人弱の静かな村。
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おばあちゃんはちゃんとパミール帽をかぶり、ビーズのチョーカーをしている。
この村は昔から中国とインドの通商ルート上にあり、そのため多くの人が行きかって岩に落書きを残し、古いものは青銅器時代までさかのぼる岩刻画が6000近くも残っている、と誇らしげな碑文があるのだが
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村の中でまたアポなし家庭訪問をさせていただくことになった。
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伝統的な作りの室内は家具もほとんどないがとてもきれいに整えられていて、突然の来訪者を招き入れることなど考えられもしない我が家とは大違い。
しかし明治時代に日本を訪れた外国人は畳の部屋に同じような感動を得ていたことを思い出す。
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ところでこの家の住人はおじいちゃんと赤ん坊を抱いたおばあちゃん。あとは近所の人だが、このあたりではどこでも隣人が我が家のように出入りするので誰が家族だが紛らわしい。
で赤ちゃんの両親はというと、子供を祖父母に預けてロシアに出稼ぎ中とのこと。
中央アジア最貧国のタジキスタンではよくある話で、しかも出稼ぎ先ではロシア人に暴力を振るわれることも多いとか、なんだか中国奥地の農村地帯とそっくりだ。
ランガール村にも電気は来ているが、夕食時から停電して朝まで点かなかった。
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