今回はもちろん南極方面のポスト。
まずは経由地、アメリカ合衆国。
この色も形も、どうもゴミ箱に見えて仕方ない。
アルゼンチンはウシュアイアの監獄博物館内にはなぜか郵便ポストのコーナーがあり
どうやら歴代ポストは黄色、赤、青と変遷しているらしい。
と言っても
ブエノスアイレスの現役ポストも赤だったし
ウシュアイアの町の郵便局のポストも赤だった。
ちなみにこのポストに投函した絵葉書、船の出港前に出したら3週間後に帰宅した時にはちゃんと届いていた。
英領フォークランドでは独自の郵便切手が発行されていて、当然首都のスタンレーには郵便局がある。
この郵便局内にはフォークランド発行の切手の博物館があるのだが、立ち寄ったのが日曜日だったので残念ながら見ることができなかった。
そこで切手はビジターセンターの土産物売り場で購入。
同じくビジターセンターにあったポストから投函したら、やはり帰国した時には届いていた。
丸型ポストも箱型ポストも、GRの印があると言うことはエリザベス女王の先代、ジョージ6世の時代のものだから少なくとも60年は経っている。素敵すぎ。
(追記:ポンポコ研究所のご指摘により箱型ポストはジョージ6世ではなくジョージ5世時代のものと判明。ということは80年以上前、とさらに年代が古くなった。イギリスのポストは前面についている王様の紋章で制作年代がわかる。この紋章は cipher というそうだ。)
フォークランドの隣、同じく英領のサウス・ジョージアも独自の郵便切手を発行して収入源にしている。
博物館の隣にあった郵便局。
中でははがきなども売られ、本国から派遣された郵便局員が人恋しいのか、とても親切に対応してくれる。
「ゆっくり好きなのを選んでね」と見せてくれた台帳からこの地にちなんでシャクルトンの切手を選び、
スタンプも数種類あるうちから選ばせてもらって局内のポストに投函。
「このはがきはたぶん僕がイギリスに帰る時にいっしょに運ばれると思うよ」との言葉通り、2月13日に出したはがきが日本に着いたのは3月31日だった。
サウスジョージアでは博物館の入り口にもこんな渋いポストがあった。
人口比で言ったらすごいポストの数!
南極大陸まで行くとさすがに郵便局もポストもないが、各国観測基地の中には郵便を引き受けるところもある。
サウスオークニーにあるアルゼンチンのオルカダス基地もその一つで、バーカウンターにいる隊員が受け付けてくれる。
がはがき一枚の郵送料は5ドル、「便がある時にウシュアイアに持っていくだけだよ」といかにも引き受けたくない様子なので
ただでスタンプだけ押してもらってはがきは持ち帰った。
本業務以外の仕事は面倒なのだろうが、でも何日かかって届くか、やっぱり出してもらえばよかった・・・。
過去のポスト・コレクションはこちら↓
ふみの日記念 ポスト・コレクション
ポスト・コレクション 2
香港のポスト
ポスト・コレクション 4
ベトナムのポスト
バングラデシュのポスト
キプロスのポスト
ポスト・コレクション 8
モロッコのポスト
ポスト・コレクション 10
タジキスタンのポスト
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まずは経由地、アメリカ合衆国。
この色も形も、どうもゴミ箱に見えて仕方ない。
アルゼンチンはウシュアイアの監獄博物館内にはなぜか郵便ポストのコーナーがあり
どうやら歴代ポストは黄色、赤、青と変遷しているらしい。
と言っても
ブエノスアイレスの現役ポストも赤だったし
ウシュアイアの町の郵便局のポストも赤だった。
ちなみにこのポストに投函した絵葉書、船の出港前に出したら3週間後に帰宅した時にはちゃんと届いていた。
英領フォークランドでは独自の郵便切手が発行されていて、当然首都のスタンレーには郵便局がある。
この郵便局内にはフォークランド発行の切手の博物館があるのだが、立ち寄ったのが日曜日だったので残念ながら見ることができなかった。
そこで切手はビジターセンターの土産物売り場で購入。
同じくビジターセンターにあったポストから投函したら、やはり帰国した時には届いていた。
丸型ポストも箱型ポストも、GRの印があると言うことはエリザベス女王の先代、ジョージ6世の時代のものだから少なくとも60年は経っている。素敵すぎ。
(追記:ポンポコ研究所のご指摘により箱型ポストはジョージ6世ではなくジョージ5世時代のものと判明。ということは80年以上前、とさらに年代が古くなった。イギリスのポストは前面についている王様の紋章で制作年代がわかる。この紋章は cipher というそうだ。)
フォークランドの隣、同じく英領のサウス・ジョージアも独自の郵便切手を発行して収入源にしている。
博物館の隣にあった郵便局。
中でははがきなども売られ、本国から派遣された郵便局員が人恋しいのか、とても親切に対応してくれる。
「ゆっくり好きなのを選んでね」と見せてくれた台帳からこの地にちなんでシャクルトンの切手を選び、
スタンプも数種類あるうちから選ばせてもらって局内のポストに投函。
「このはがきはたぶん僕がイギリスに帰る時にいっしょに運ばれると思うよ」との言葉通り、2月13日に出したはがきが日本に着いたのは3月31日だった。
サウスジョージアでは博物館の入り口にもこんな渋いポストがあった。
人口比で言ったらすごいポストの数!
南極大陸まで行くとさすがに郵便局もポストもないが、各国観測基地の中には郵便を引き受けるところもある。
サウスオークニーにあるアルゼンチンのオルカダス基地もその一つで、バーカウンターにいる隊員が受け付けてくれる。
がはがき一枚の郵送料は5ドル、「便がある時にウシュアイアに持っていくだけだよ」といかにも引き受けたくない様子なので
ただでスタンプだけ押してもらってはがきは持ち帰った。
本業務以外の仕事は面倒なのだろうが、でも何日かかって届くか、やっぱり出してもらえばよかった・・・。
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ふみの日記念 ポスト・コレクション
ポスト・コレクション 2
香港のポスト
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