Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

イランの旅 5 マシャドのバザーレ・レザー

2014-06-14 21:02:58 | 中近東/北アフリカ
4月27日 続き

イマーム・レザー廟の見学が終わり、やっとチャドルを脱ぐことができた。
と言っても聖地に敬意を表して着ている薄いコートはまだ脱ぐことができず、気温は30℃以上ありそうで暑い。

のどがカラカラだがこの町にはしゃれたカフェのようなものは見当たらず、かろうじてあるジュース屋さんで一休み。
 おいしいメロンジュースで生き返る~。

さあ、それでは、とホテルのまさに目の前にあるバザールへ突入。
 バザーレ・レザー
  
屋根つきの建物は800mもの長さがあり、2本の通路の両側にお店がぎっしり、お客さんもびっしり。
ただしここは巡礼者たちのための土産物屋ばかりで、生鮮食品などはない。

ここで一番目立つのは特産品のサフラン。
 
ペルシャ料理ではご飯をはじめよく使われている。
 
中東ではおなじみのスパイスのディスプレイも美しく 
 
こちらの赤い山は同じくご飯に使われるゼレシュク。英語ではバーベリーというスグリの一種だそうだがとても酸っぱい。やはりこの地方の特産だというので買ってみたら、写真の袋でたったの30円!少なく見えるが実はこれで普通のジャム瓶一本分ある。隣のパックに入っているのはミックスベリーのジャムだが、これもすごく酸っぱい。イランの、特に女性は酸っぱいものを好むので有名なんだそうだ。

 女性たちが熱心に選んでいるのはお祈りグッズを置いたり包んだりするための布。
  
聖地だけにチャドル屋もたくさんあって、小さな子供用まであるが、それよりは華やかなスカーフ屋の方がずっと人気がある。

 最近人気らしい合成写真屋もたくさんあるし
 
ペンに名前を彫ってくれるサービスも人気。一本お願いしてみたらこれがまたかわいい箱まで付いてたったの30円。
このバザールでは買おうかどうしようかと迷う方がばかばかしい。

この地方の特産としては他にトルコ石があり、これは我らがガイド嬢が熱心に見ていたが、バザールの半分ほども行くと珍しいものもなくなるので、ホテルに引き返して夕食にする。

ホテル代に含まれていると言う夕食は
  
こんなのいいの?というサラダ・ビュッフェあり、きちんとナプキンに包まれ、保湿機に入れられたパンあり
 
濃厚なスープに、メニューから選んだ鱒のムニエルもおいしかったが、これがかなり珍しいレストランであるとは、旅の初めでは知る由もなかった。


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コメント (2)
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