3月28日
本日も朝から強風が吹く荒れ模様。
なので朝一から再び国立美術館へ。
前日の反省を踏まえ、真っ先に「名誉の間」へ直行してみれば
さすがに人の姿も少なく、フェルメールもじっくり堪能できる。
前日は行列ができていた人形の家の前も無人で
おかげで偏執的なまでに凝りまくった細部までしっかり見ることができた。
オランダ絵画はもう堪能したので、本日は工芸品を中心に鑑賞。
インドネシアの市場風景の模型とか
ここにもあった出島の模型とか、こういうちまちましたものは大好き。
1階に降りると中世美術。
フラ・アンジェリコやロレンツォ・ディ・ニッコロのイタリア・ルネッサンスも素敵だけれど
渋い北方の彫刻もいい。
リーメンシュナイダーの受胎告知の可憐なこと。
かと思うと変な飾り物やチェスセットもある。
オランダ人が作らせたとおぼしき有田焼や
古いガラス器など、ここは工芸品のコレクションも充実していてとても楽しい。
これで本館はほぼ網羅したがまだ見るところがある。
改築に伴って増設されたアジア館。
中国、インドネシア、インドなど、数は少ないが厳選された品が並ぶ中、ぜひ見たかったのが
地下にある日本コーナー。
この2体の仁王像はこのアジア館新設のために新たに購入されたものなのだが、「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」に登場するこれを買い入れた学芸員の愛情が深くて感動もの。
ここに限らず、この美術館のどの部屋にも各学芸員の思いがあふれているようで、それがこちらにも伝わるところが素晴らしい。
もうだいぶ疲れてしまったけれど、最後にもう一つ
フィリップス翼というところで「Cat Walk」という特別展が開催されていたのでそちらも覗いてみると
まずは階段の踊り場の天井からスカートのようなものが上がったり下がったり、開いたかと思うとすぼんでとてもおもしろい。
展示室の中に入ると名前の通り、キャットウォークをマネキンが回っていたり
横幅が2メートルもあるドレスが同じ模様の部屋に飾られていたりしてこれまた楽しい。
というわけで本日も3時間半、濃ゆい時間を過ごさせていただき、国立美術館の見学を終了。
疲れ果ててしまったので美術館を出たところにあったお祭り屋台のようなパンケーキ屋に入ると
ナイフとフォークが「夜警」に包まれて登場。
そしてこれがオランダ式のパンケーキ、パンネクック。
巨大だが生地は薄いクレープのようなもので、ハムとチーズの塩気がちょうどいい。
もう一つ、これは同じ生地を丸く焼いたポフチェス。
タコ焼きというよりも明石焼きのようなフワフワした食感でこれ自体には甘みはなく、たっぷり乗ってくる生クリームもほとんど甘くないのでパクパクいけてしまう。
我々が喜んでこれを食べていたら、どこの国の人か、隣のテーブルの親子もこれを追加注文。
このビジュアルはそそるよね。
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本日も朝から強風が吹く荒れ模様。
なので朝一から再び国立美術館へ。
前日の反省を踏まえ、真っ先に「名誉の間」へ直行してみれば
さすがに人の姿も少なく、フェルメールもじっくり堪能できる。
前日は行列ができていた人形の家の前も無人で
おかげで偏執的なまでに凝りまくった細部までしっかり見ることができた。
オランダ絵画はもう堪能したので、本日は工芸品を中心に鑑賞。
インドネシアの市場風景の模型とか
ここにもあった出島の模型とか、こういうちまちましたものは大好き。
1階に降りると中世美術。
フラ・アンジェリコやロレンツォ・ディ・ニッコロのイタリア・ルネッサンスも素敵だけれど
渋い北方の彫刻もいい。
リーメンシュナイダーの受胎告知の可憐なこと。
かと思うと変な飾り物やチェスセットもある。
オランダ人が作らせたとおぼしき有田焼や
古いガラス器など、ここは工芸品のコレクションも充実していてとても楽しい。
これで本館はほぼ網羅したがまだ見るところがある。
改築に伴って増設されたアジア館。
中国、インドネシア、インドなど、数は少ないが厳選された品が並ぶ中、ぜひ見たかったのが
地下にある日本コーナー。
この2体の仁王像はこのアジア館新設のために新たに購入されたものなのだが、「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」に登場するこれを買い入れた学芸員の愛情が深くて感動もの。
ここに限らず、この美術館のどの部屋にも各学芸員の思いがあふれているようで、それがこちらにも伝わるところが素晴らしい。
もうだいぶ疲れてしまったけれど、最後にもう一つ
フィリップス翼というところで「Cat Walk」という特別展が開催されていたのでそちらも覗いてみると
まずは階段の踊り場の天井からスカートのようなものが上がったり下がったり、開いたかと思うとすぼんでとてもおもしろい。
展示室の中に入ると名前の通り、キャットウォークをマネキンが回っていたり
横幅が2メートルもあるドレスが同じ模様の部屋に飾られていたりしてこれまた楽しい。
というわけで本日も3時間半、濃ゆい時間を過ごさせていただき、国立美術館の見学を終了。
疲れ果ててしまったので美術館を出たところにあったお祭り屋台のようなパンケーキ屋に入ると
ナイフとフォークが「夜警」に包まれて登場。
そしてこれがオランダ式のパンケーキ、パンネクック。
巨大だが生地は薄いクレープのようなもので、ハムとチーズの塩気がちょうどいい。
もう一つ、これは同じ生地を丸く焼いたポフチェス。
タコ焼きというよりも明石焼きのようなフワフワした食感でこれ自体には甘みはなく、たっぷり乗ってくる生クリームもほとんど甘くないのでパクパクいけてしまう。
我々が喜んでこれを食べていたら、どこの国の人か、隣のテーブルの親子もこれを追加注文。
このビジュアルはそそるよね。
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