Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

春のオランダ 12 エッシャー美術館

2016-05-20 01:12:23 | ヨーロッパ
3月30日 続き

マウリッツハイスを出て、次に向かったのは徒歩5分ほどの所にあるエッシャー美術館。
 ここは珍しくミュージアム・カードでカバーされないので、入場料9ユーロが必要。

入館早々一息入れようと、まずは地下にあるカフェへ。
  
この美術館の建物はランへ・フォールハウト宮殿と言って今から5代前のエンマ女王の冬宮だったところだそうで、この地下のカフェはその頃の台所。だからここでお茶を飲んでいるとなんだかダウントン・アビーの女中になったような気になれる(笑)。
 しかし気が付けば天井のランプは蠅になっていて、こんなところでエッシャーっぽさを演出しているのがおもしろい。

1階に戻って展示場に入ると、エッシャーの初期の写実的な風景画がしだいに計算しつくしただまし絵のような版画に変わって行くのを時系列で見ることができる。
  
 代表作の一つ、「メタモルフォーシス III」は7メートルの木版画が輪になっているので次々に変わる絵柄が永遠に続く。 

この美術館ではエッシャーの作品と共にかつての宮殿の内装も見ることができるのだが、もう一つ、各部屋のシャンデリアがそれぞれユニーク。
 
これらはハンス・ファン・ベンテムというオランダの作家がこの美術館のためにデザインしたものだそうで
 お子様も喜ぶおもろしさ。

さらに3階に上がるとここはエッシャー体験室のようになっていて、
  
体の大きさが違って見える写真が撮れたり、エッシャーの自画像のように鉄球に映る自分たちを見れたり、大人が結構楽しめる。

エッシャーも堪能したらお腹が空いたので
  
池越しに再びビネンホフを眺め、広場の向こうのビル群を眺めて、デパートなどの並ぶ繁華街の奥の中華街へ。

中華以外にもケバブ屋などの多いエスニックタウンで選んだのはベトナム料理。
  
  
牛肉とつみれのたくさん入ったフォー・ボーは本場の味と遜色なく、やっぱり汁麺が恋しかったぜ。


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コメント (2)
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