Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

バルト縦断 18 タリン~ヘルシンキ

2018-01-04 17:08:22 | ヨーロッパ
9月5日 続き

アパートのマダムに鍵を返し、無事にデポジットの100ユーロも返金してもらって、呼んでおいてもらったタクシーでフェリーターミナルへはほんの5分。

やって来たのはターミナルD。
 
入ってすぐ右手のキオスクでトラム・チケットのデポジットも簡単に返金してもらえる。

ヘルシンキ行きフェリーの切符売り場は2階。
 
ネットで事前予約している場合は機械で簡単にチェックインできる。

 フェリーの乗船口はさらにもう一階上。
売店にはアルコール類が大量に売られているが、乗船の際にはパスポートも見なかったような。

長い通路を通って乗り込んだのはTallink社のMegastar号、49000トン。
 
2017年の初めに就航したばかりの新しい船で、乗客の定員は2800名。
実は予定ではもうちょっと出発の遅いViking社のフェリーに乗るつもりだったのだが、前日に強風のため欠航とスマホにメールが入り、あわてて予約を入れ直した。
しかしこんなに大きな船なのだから、当日に港で切符を買っても何も問題はなかっただろう。
ちなみにViking社の方はクレジットカードの口座に返金を申し込むとすぐに対応してくれて、まったく便利になったものだ。

船内には荷物預けがあるので、身軽になってデッキへ。
 
予定通りの13時30分に出港して、尖塔の多いタリンにさよなら。

海に出たら船内の探索開始。
  
 
なにしろ10階建ての大きな船、乗客のためのスペースは2フロアだけれど座席はよりどりみどり。バーもあればバーガーキング、ビュッフェレストランもあるけれど
 
我々がいただいたのはエストニアのグルメアイス、La Muu。
これ、実は午前中にいたテリスキヴィ・クリエイティブセンター内にあるアイスクリーム屋さんで、1つ2.8ユーロとお高いけれど確かにおいしい!

船内には2フロアに渡る巨大な免税店もあって、化粧品類やアルコール類はもちろん
   
怪しいパッケージのコーヒーやらワイルドさいっぱいの缶詰やら売っていて、ここを物色しているだけでも退屈しない。

大型船のおかげか、航行中は乗り物に弱い同行者でも平気なほど安定していて、競合社の船が欠航したのが不思議なほど。

やがて緑の島などが見えてきて
 
2時間でヘルシンキの西ターミナルに到着。
 
このターミナルも新しいらしく大きくてピカピカだが、駅前は閑散としている。
荷物があるので宿まではタクシーを使うことにしたが、これがなかなか来なくてなんと45分も待つはめになった。
こんなに待つのだったらさっさとトラムにすればよかった。
当初予定のフェリーだったら街の反対側にある港に着いて宿までは歩けるはずだったのだが。

やっと来たおばちゃんのタクシーで30分、25ユーロ。
 
ヘルシンキでもアパートを選択、表には小さな赤い看板が出ているだけなのでわかりにくいが、大きなアパートでフロントには中国系のお客さんがいっぱい。香港か台湾からのお客さんだろうか、彼らは自由旅行が得意そうだ。

部屋に入ると机のあるスペースと居間。
  
 その奥にベッドルームがあって
 
バスルームには小さいながらサウナ付き。これがこの部屋を選んだ理由なのだが
 
台所には最低限の食器類しかなくてちょっとがっかり。
タリンのアパートが良すぎたので、シンプルすぎるこちらのアパートはいささか見劣りしてしまう。

 とは言え窓から見えるお向かいのアパートは美しく
 
近所の建物はどれもかわいい。
 
屋根にクマちゃんのいる建物もあって、カタヤノッカというこの地区は静かで素敵だ。


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コメント (6)
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