9月6日 続き
元老院広場からはトラムに乗ってテンペリアウキオ教会へ。
この覚えにくい名前は「岩の教会」という意味だそうで

外からは文字通り岩の小山にしか見えず、教会のシンボルである十字架も入口の右上に目立たない小さなものがあるだけだが

中に入ってみると岩に囲まれた円形の堂内には上部のスリットから光が入り

正面の祭壇も驚くほど控えめだが、頭上の銅板製の天井が美しい。
この教会には2階席もあるのでそちらに上ってみると

まるで劇場の様な造りで、実際ここではコンサートなどが開かれることも多いらしい。
さらにこの「岩山」には外から上ることができて

上から見ると屋根のドームが宇宙船のようだ。
ここからはまたトラムに乗り、環状線をぐるっと回って中央駅の南に広がるデザイン・ディストリックと呼ばれるエリアにあるデザイン美術館へ。

ここはムーミンの作者、トーベ・ヤンソンも通った美術学校だったそうで、受付の壁にはフィンランド・デザインのはさみがずらり。
しかし見学の前に一息入れようと、まずはショップに併設されたカフェで
イッタラの食器でおやつをいただく。
展示は当然フィンランドの誇るデザイナーたちの作品の紹介で
マリメッコやアアルトはもちろん有名だけれど、アングリーバードもフィンランドとは知らなかった。
さらに2階へ上がると

おしゃれな家具やちょっと日本的にも見える陶器などが並んでいるが、広い場内をいささかもてあましている感じで、これで入場料10ユーロは高い。
この周りには名前の通り新進デザイナーなどの店があるとのことだったが、ぶらぶら歩いてもこれと思うものには当たらず
それよりやはり前世紀初頭の建物に目が行く。

フィンランドはやっぱりとんがり屋根が好きな様子。
レンガ造りの消防署はいまだ現役だ。
テクテク歩いて、やって来たのは中央駅に続くカンピ広場。
この周りには大きなショッピングモールなどが立ち並んでいるが

お目当てはこの大きなまげわっぱか木造船の様な建物。
脇のガラス扉から中に入れば

内部も木の壁に囲まれ、天井から光が入るだけの空間。
カンピ静寂の礼拝堂と呼ばれるこの施設はルーテル教会の運営ではあるが礼拝などは行わず、静かに祈りたい人のための場所なのだそう。
だから正面に一段と小さな十字架と

後ろにろうそくを捧げる台、そしてなぜか脇に石の形をしたクッションが転がっているだけ。
町一番の繁華街にこういう物を作る所が余裕の証明だろう。
この後はまたストックマンのスーパーに寄って
今夜はアパートでお夕食。
左上はタリンで買ったアンズ茸のバター炒め。
スーパーでバターはどれだ、と右往左往していたり、惣菜はどうやって買うのかと眺めていると、フィンランド人のおばさま方がすぐに助けてくれて、フィンランドもいい所だ。
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元老院広場からはトラムに乗ってテンペリアウキオ教会へ。
この覚えにくい名前は「岩の教会」という意味だそうで

外からは文字通り岩の小山にしか見えず、教会のシンボルである十字架も入口の右上に目立たない小さなものがあるだけだが

中に入ってみると岩に囲まれた円形の堂内には上部のスリットから光が入り


正面の祭壇も驚くほど控えめだが、頭上の銅板製の天井が美しい。
この教会には2階席もあるのでそちらに上ってみると


まるで劇場の様な造りで、実際ここではコンサートなどが開かれることも多いらしい。
さらにこの「岩山」には外から上ることができて


上から見ると屋根のドームが宇宙船のようだ。
ここからはまたトラムに乗り、環状線をぐるっと回って中央駅の南に広がるデザイン・ディストリックと呼ばれるエリアにあるデザイン美術館へ。


ここはムーミンの作者、トーベ・ヤンソンも通った美術学校だったそうで、受付の壁にはフィンランド・デザインのはさみがずらり。
しかし見学の前に一息入れようと、まずはショップに併設されたカフェで



展示は当然フィンランドの誇るデザイナーたちの作品の紹介で








おしゃれな家具やちょっと日本的にも見える陶器などが並んでいるが、広い場内をいささかもてあましている感じで、これで入場料10ユーロは高い。
この周りには名前の通り新進デザイナーなどの店があるとのことだったが、ぶらぶら歩いてもこれと思うものには当たらず


それよりやはり前世紀初頭の建物に目が行く。


フィンランドはやっぱりとんがり屋根が好きな様子。


テクテク歩いて、やって来たのは中央駅に続くカンピ広場。



お目当てはこの大きなまげわっぱか木造船の様な建物。



内部も木の壁に囲まれ、天井から光が入るだけの空間。
カンピ静寂の礼拝堂と呼ばれるこの施設はルーテル教会の運営ではあるが礼拝などは行わず、静かに祈りたい人のための場所なのだそう。
だから正面に一段と小さな十字架と


後ろにろうそくを捧げる台、そしてなぜか脇に石の形をしたクッションが転がっているだけ。
町一番の繁華街にこういう物を作る所が余裕の証明だろう。
この後はまたストックマンのスーパーに寄って

左上はタリンで買ったアンズ茸のバター炒め。
スーパーでバターはどれだ、と右往左往していたり、惣菜はどうやって買うのかと眺めていると、フィンランド人のおばさま方がすぐに助けてくれて、フィンランドもいい所だ。
