Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

冬のウィーン 4 野外市場とベルヴェデーレ

2019-01-16 17:56:56 | ヨーロッパ
12月15日

 アパートで朝ご飯。
クリスマス仕様のかわいいハムはお向かいのお肉屋さんで発見。
キッチンにはスムージー・メーカーまであるので毎朝いろいろなレシピを試してはまり、帰国後にネットで安いのを買ってしまった。

外は昨晩降り出した細かい雪で真っ白。
  
 
駅前公園で売られている樅ノ木も雪をかぶって雰囲気。このクリスマス・ツリー、市内のあちらこちらで売られていて、緑の筒を通すとネットがかぶさるようになっているのが面白い。

朝食後にまずやって来たのは隣駅、Rochusgasse。
 
この駅前には小規模なマーケットが毎日開いていて
  
  
八百屋さんやらお総菜屋さんやら、かわいいツリーもカラフルなニンジンも雪をかぶっているが、完全に地元民御用達なのがいい。
 
ちょっとした行列ができていたチーズ屋さんでチロル産の表示があったチーズをお買い上げ。
どちらも羊乳らしい癖があるが、特に背の高い方がおいしかった。

 
買い物をアパートに置いたら、今度はバスとトラムを乗り継ぎ
 
寒々しい姿のベルヴェデーレ宮殿へ。

 ここにもクリスマス・マーケットが出ているが、まずはチケットを買って正面へ回ると
 
入口にはテントが張られて、中は大行列。12年前に来た時には簡単に入れたので、ベルヴェデーレがこんなに人気とは、思いもしなかった。

 
30分ほども並んでようやく暖かい館内に入れてホッ。
 窓から見える下宮は夏より一層遠くに見える。

 
ベルヴェデーレと言えばもちろんクリムトで、特に「接吻」は大人気。
  
  
風景画もあるがクリムトはやはり初期から装飾的な肖像画が魅力的。
今はニューヨークのノイエ・ギャラリーに行ってしまった「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」もここにあった方がふさわしいような気がする。

この美術館のもう一人の主役、エゴン・シーレの作品は特別展のため下宮に行ってしまって今回は見られず。
今にして思えば足を伸ばせばよかったと思うが、降りしきる雪と寒さで考えもせず、あとで覗こうと思っていたクリスマス・マーケットのことも忘れてしまった。


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コメント (2)
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