Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

「アンティキサポーリ」東京店

2019-01-29 16:08:24 | 食べ歩き
友人と東京でランチをすることになったので、プーリアで行ったレストランの東京店を試してみることにした。

広尾の駅から徒歩5分、大通りに面した店頭のタイル看板はプーリアの本店と同じ。
 
店内の雰囲気も厨房がのぞける窓があるなどそっくりだが、本店より広々としている。

オーダーはプーリア料理であるからにはたくさんの前菜を食べてもらわなければ、と8種類が出てくるコースを選択。

まずはチーズ風味のふわふわ卵焼きスフォルマートにビーツのサラダ。
 
次に来たのはブッラータ・チーズの中身であるストラッチャテッラ。
これをフォークで食べて、生クリームはパンに付けて食べろと言われるのだが
 焦がし小麦を使っているという灰色をしたフォカッチャがめちゃくちゃおいしくてやばい。

豆のペーストは中近東のホムスにそっくり。上に載っている野菜はイタリア野菜のなんちゃらと言われたがほうれん草みたい。
 
サラミは本店で出たものにそっくり、リコッタチーズには玉ねぎジャムが付いてきてどちらもおいしいが、量が日本人向けサイズなのがいささか寂しい。

 前菜の最後はズッキーニのラザーニャと、ムチムチした食感の揚げ物。

パスタはこれもプーリアらしいものをとオレキエッテ1皿を3人でシェアしたが、ちゃんと一人分づつサーブしてくれて
 しかもチーメ・ディ・ラーパというプーリア特産野菜があえてある。菜の花よりもほろ苦くて、これは旅行中に食べられなかったのでうれしい。

さらにお肉はサルシッチャ、馬肉、牛肉のグリルをこれもシェア。
 真ん中の塊が馬肉だが、これが真ん中はピンクの絶妙の焼き加減。柔らかくて脂身もなく、岩塩が少しかけられているだけだが牛肉より絶対においしい。
そう言えば本店もお肉のグリルがおいしかったっけ。

前菜の量が少ないと文句を言いながら、ここまで食べればお腹は満杯でデザートの余地はなく
 コーヒーだけお願いしたらこれも本店でおいしかったアーモンドの砂糖掛けとオレンジピールが出てきた。

サービスなどちょっと硬くて本店のカジュアルさがないのが少し残念だが、味は確かに本店を踏襲していて本格的。
「イタリアンなのにトマト味じゃなかった」と同行の友人に言われてなるほどと思った。

アンティキサポーリ


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コメント
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